正解は「たこ焼き」
秋の夜に、たこ焼きを買ってきて食べる。近年は美味しい冷凍のたこ焼きもあるが、この句ではたこ焼き屋で買った物だろう。さっと食べ終えて読書か執筆に励む夜。歯の青のりは気にしない。
食べ物の回答は多かったが全員不正解。
「マサカリ投法」で知られる元プロ野球選手、村田兆治さん(72)が羽田空港の保安検査場で検査員に暴行したとして9月23日に逮捕され、二日後に釈放。携帯電話を預けずに金属探知機を通過しようとして、何度も探知機が反応しトラブルになった。
一回戦
「切る物」
呼吸器の電源切つてみる夜長/たろりずむ
(笑)「コンセントの色が違うんだよね」「あ、医療用なんだ。日本猿の顔みたいな色」
※一般的な電源は白。赤は停電後10秒、または40秒以内に電源が回復するもの。
緑は停電しても電気が止まらないもの(無停電)。
切れてゐるチーズ一かけ長き夜/翼
「切れてるチーズ」「さけるチーズの方が美味しい」
サルビアや切れば小さなくびれあり/小川まこと
「わかんない」「首の感じなのかなあ」
十秒を切る日本人もどきかな/たろりずむ
(爆笑)「日本人性を表してる。混血を認めたくないという厭らしさ」「ひどい(笑)」「これは作者の思想でなく(笑)日本人のことですね」
カリスマ美容師みたいやなあ/風の日の扉
「髪の毛を切る」「ちゃらい感じの髪型(笑)」
メス握り躊躇い傷の外科医かな/企鵝
(笑)「リストカットみたいな」「メスとためらい傷が近すぎかな」「メスはすごい切れるぞ(笑)」「雄雌の雌にしたら?(笑)」
干し柿に似ている臍の緒なりけり/桃猫
「音をもう少し整えた方がいいね」「緒でありし、にしたらいい」「なるほど」
由美子の選評は今日もキレッキレ/風の日の扉
(笑)「そうなんや(笑)」
野分来て家族会議の口火切る/小佐治
「なんか大袈裟かな」「慣用句は俳句に難しいね」
阿部定と籠りてゐたる秋の蚊帳/遊鬼
(笑)「いいね(笑)」「阿部定事件(笑)」「ちんちん切られる前の(笑)」「この蚊帳は効いてるね」
流星を閉ぢこめてゐる仕込み杖/翼
「仕込み杖って?」「勝新が持っている杖」「おー、刀になってる。スパイ道具みたい」「かっこいい」「流星がいい」
ずつしりと手に裁ち鋏野分の夜/ゆり子
「なんで野分のときにやるんだよ(笑)野分後がいいよ。あ、枝切り鋏かと思った(笑)」「耳で風雨雨を聞きながら裁ちばさみで布を切るんですかね」
鎌倉や縁切寺のむかご飯/遊鬼
「鎌倉寺って紫陽花寺で有名。鎌倉は入れなくていいかな」「や、が重い」
痰を切り飛ばす路上に穴惑い/小佐治
「汚いな(笑)」「切る、飛ばすは同じことだからな」「穴惑いって?」「帰る穴が分からなくなった蛇のこと」
※正しくは「秋彼岸を過ぎても地上にいる蛇」のこと。
秋果食べ過ぎ足の指切り落とす/桃猫
(笑)「完全に2型糖尿病」「そんなに食べるの?(笑)」「果糖って血糖値爆上がり(笑)」
月餅喰ふ人体模型の断面図/光音座
「新しいですね(笑)」「中国の処刑みたいで「合ってる。あの色味が内臓っぽい」「自分が月餅を齧った後に内臓を感じたんだろうね」
新蕎麦の湯切り高々移住して/みずな
「どうとるか。長野に引っ越したのかな。安曇野とか水のきれいなところに…」「ラーメン屋から?(笑)」「余所者感があって苦労してる(笑)」
秋澄めり海外からの詐欺電話/喜奈子
「最近、詐欺電話はもっぱら外国」「秋澄めりと合ってないかな」「詐欺電話まで言わない方がいいかな」
切除したイボ痔を見せる芋煮会/たろりずむ
(笑)「いいんじゃないですか(笑)」「鍋に入れた方がいい」「入れないよ(笑)」「これ上手いよね」「翼さんが取ったイボを見せるみたいな」
あ、切れ目があるんですね/風の日の扉
「なんの切れ目でしょうね」「袋とじ?(笑)」「そうか、鋏出したけど、手で切れた、という意味か」
柿添へて舌切雀の話など/翼
「あー」「なんかずるいなあ(笑)」「昭和よりも昔」「昔はこういう句があるんだよ(笑)」「柿を添えてこういう伝説がありますよ、っていう」
持ち歩くテープカットのマイ鋏/企鵝
(笑)「色んなところに呼ばれる(笑)」「喋るのが上手い政治家」「…の秘書(笑)」「リアル(笑)」「西村大臣サラダ買う班と飯を買う班で別れて、という真面目な資料が出て来たね(笑)官僚が楽しんで作ってそう」
参考:「弁当購入部隊」に「サラダ購入部隊」大臣のトリセツ!?“出張マニュアル”に物議…西村大臣「過度に気をつかう必要はない」と釈明 TBS news dig
ブスもまだ捨て切れなくて野分の日/膣ギロチン
(笑)「普通だなあ」「野分は難しいよね。派手になっちゃうから」「晴れてほしいなあ」「天高し、くらいで」「いいですね」
新妻にみじん切られしもの並ぶ/企鵝
(笑)「みじん切られし(笑)」「まわりくどい(笑)」「生姜とニンニクみたいな(笑)」
彼岸花腐れ縁とは思いつつ/龍
「上手だけど合いすぎかな」
孫六をエロ機長で試す/光音座
(笑)「包丁のブランド」「阿部定事件になっちゃうよ(笑)駄目だよ(笑)」
敗走す霧の切れ間のロシアより/みずな
「悪くないけど、霧の切れ間ってどうかな」「ロシアよりイギリスのイメージだな」「反戦デモがあったらしいですね」「俺も病人だから戦争行かなくて大丈夫(笑)」
カッターで落とす小鳥の頭かな/遊鬼
(笑)「キチガイだなあ」「これは結構キチガイですね」
急患に切腹の人秋憂ひ/翼
(爆笑)「秋憂いが駄目(笑)」「国葬反対って切腹した人」」「憂国忌が良かったな(笑)」
秋の宵回線切ればおぢさんで/小川まこと
「Vチューバ―って美少女になれるんですよね。おじさんが、配信終わった途端、あー疲れた、ビール飲もうって(笑)」「回戦切るって言うかな」「昔、チャットでは落ちますって言った」「風呂離脱のことをフロリダ、とか」「あー」「俺、最近また騙されて回線増やしちゃった」(爆笑)「騙されすぎです(笑)」「また解約しなくちゃ」「どうして騙されたんですか?」「安くなるって言われて…」(爆笑)
栗飯はしやもじで切って混ぜるべし/遊鬼
「炊き込みご飯は全てそうですね」「酢飯もです」「ぱぱっと俳句ですね(笑)」
手に馴染む糸切り鋏と鬼胡桃/ゆり子
「ちょっと硬い胡桃ですね」「医者がコロコロするやつか。確かに糸切り鋏も長年使うと手になじむ」「取り合わせがちょっと唐突かな」
手刀を柔らかく切る相撲かな/遊鬼
「気持ち悪い(笑)」「ふにゃ~って切る人いますね」
椎茸と一緒に生える腐れ縁/翼
「一緒に生えるがなあ」「昔、風呂場に茸生えてた(笑)」「茸同士のイメージだった」「食える茸ってあまり生えないんですよね」
秋深し切開痕が食い込みぬ/膣ギロチン
「深いと食い込むが近いから季語を変えた方がいい」
鳥兜切り売りしたる私生活/喜奈子
「鳥兜で切れているのかな」「どっちかな。切れているのかもしれない」「土地や財産、自分の体を切り売りしているのかな」
虫の音に合はせてキャベツを刻みをり/翼
「そんなにリズミカルじゃないよね」「りーーーって」「いつまでも切れない(笑)」「うるさいな。轡虫かもしれないだろ(笑)」「がちゃがちゃ(笑)」
性交後縁切り寺に駆け込みぬ/小佐治
「アフターピルを貰いに」
駐禁を切られてゐたる村祭/遊鬼
あー」「これ地味だけど面白い。これくらいあっさりしていた方がいい。こういうのが俳句だね」
大花野輪切りにされる処刑かな/桃猫
「モンゴル人」「大花野で切れているのかな」「大花野で、ということだろうね」
切りましたSNSのおともだち/みずな
「あー」「メンヘラ川柳でありそう」「今、アイドルもやってる。アイドルも病むんだね」
べつたら市俎板の音を聞きゐたり/遊鬼
「大根漬け。恵比寿とかで売ってる」
秋雷に焼き切られたる赤い糸/菊池仙葉
「恋の縁だね」「秋の雷ってあまり言わないかな」
カッターを隠し出ていく良夜かな/ゆり子
「カッターじゃつまらないかな。刃物類とか倉庫に隠し出る良夜、とか」「隠される側(笑)」「馬鹿に刃物持たせるな(笑)」
滑るごと水切り石の秋澄めり/翼
「綺麗ですね。これは上手いですね」「川の水が澄んでいる」
切り札を用意していざ出会い系/小佐治
(笑)「切り札ってなんだろう」「凄十」(笑)「パパ活がいいんじゃない?」
ボランティアの止まらぬ話秋扇/喜奈子
「これ分かるね。お寺に行くと地元の解説員の話が長い。知ってること全部話そうとするから」「確かに切れないものだ(笑)」
髪切つただけで惚れちやう秋祭/たろりずむ
「惚れちゃうより…」「勃っちゃう(笑)」
二回戦
「野菜」
北海道のフォント大きく芋届く/喜奈子
「これいいんじゃないかな」「北海道ブランド」「きたあかり」「メイクイーン」「JA俳句に出したらいい(笑)」
自然薯の手荷物検査流れゆく/企鵝
(笑)「折っちゃだめ。折っちゃだめ(笑)」「X線はさすがに駄目かな(笑)」
牛蒡引く力もなくてホスト目指す/小佐治
(爆笑)「下五がいい」「午房引くってホモ用語だから(笑)」
さつまいもはたけ一面つながつて/翼
「子どものお芋堀り。可愛い」「十個くらい繋がってますもんね」
椎茸にバッテンつける一人でも/ゆり子
「あー」「鍋だねえ」
大根で上司殴りて刑務所へ/菊池仙葉
(爆笑)「刑務所は大袈裟かな」「大根踊りがあるからねえ」「応援団長殴りたる、にしたらいい」「最後はおろす」(笑)
酔狂で髪に挿しなむ秋茗荷/光音座
「酔狂が説明かな」
肉のない秋茄子だけのカレーです/桃猫
(笑)「油では焼く」「ビーガンカレー」
川越のキャベツ祭りにロシア人/よかちょろ屋こうたろう
(爆笑)
秋茄子のプスつと破裂する刃先/喜奈子
「あー」「包丁を入れるときに」「焼き茄子だな」
人参をかじるが如く親の脛/小佐治
(爆笑)「菊池じゃん(笑)」
酒浸り農家芋虫が嫌いな/小川まこと
(笑)「挨拶句」
焼芋ブリュレフラペチーノ秋が来た/膣ギロチン
(笑)「食べたいんだよねえ」
リツイートする事故画像唐辛/喜奈子
「唐辛子のイメージなのかな」
じゃがいもの土すぐ乾く山の畑/みずな
「いいじゃん、山の畑を変えたらめちゃめちゃ良くなる」
無意識に林檎の皮の長々し/郁爺
「無意識がよく分からない」「かつら剥きをしたら長くなったんでしょう」「林檎はかつら剥きって言わないよね」「ぼーっとしてたらかつら剥きになっちゃったのかな」「うさぎにしようと思ってたのに!(笑)」
※林檎を片手で持って地球儀のように回しながら皮を繋げて剥いていく方法には一般的な名前が無いようで、インターネット上では「くるくる剥き」などと書かれる事がある。この際だから名前をつけてしまってはどうだろうか。例えば「代官剥き」とか。
豊かなりナスが無限に入る人/よかちょろ屋こうたろう
「入るはどっちだろう。上か下か(笑)入るっていうから…」「嫁に食わすな」(笑)
秋キャベツ脳味噌一個より重し/翼
「いいけどなあ」「春のスカスカの方がいいかも(笑)」
末席の野菜のやうなホストかな/小川まこと
(笑)「野菜が雑じゃない?」「午房とか。日焼けしている」「里芋にするとか」「南瓜?(笑)」「ホストじゃなくてキャバ嬢がいい」
新牛蒡かりりと奥歯喜ばす/翼
「上手い」「美味しそう」「本当においしいと生で齧れる」「奥歯があるからね」(笑)
秋茄子や太目だけども艶はない/小川まこと
(笑)「ぼけなす(笑)」
金玉がブロッコリーからロマネスコ/翼
(笑)「どっちも病気!」「性病」「ロマネスコって幾何学的な模様」
ベジタブル味のスナック健康法/小川まこと
「サラダ味だから大丈夫(笑)」
じゃがいもにそばかすの人思いをり/小川まこと
「素朴でいいね。嫌な感じがしない」
亡き友の友と語るや落花生/桃猫
「法事っぽいね」「落花生が上手。殻にこもっている感じ」「彼はああだった、こうだったってね」
焼き芋が家族LINEに流れたり/龍
(笑)「流れ来る、にしたらいいね」「みんな既読無視(笑)」「家族分買ったよって言ってるのに(笑)」
くりぬいてやたら南瓜の薄っぺら/桃猫
「ハロウィンだね」「料理じゃない?種取ったら可食部が減った」
山の芋背中に差して銀座線/企鵝
「行商っぽいね。浅草で乗り換えて銀座線に乗ったのかな。上野駅の方がリアルかな」「昔、行商俳句ってあったね」
南瓜切る底の知れない密度かな/喜奈子
「甘さでなくてね」「密度の方」
真空の中の野菜の切り身かな/小川まこと
「最近、一食分を材料が切った状態で真空パックで宅食サービスがありますね」「全然美味しくないんだよ」
自然薯を食うて当たりに行く仕事/みずな
(笑)「これ当たり屋じゃないかな(笑)」「現代でもいますからね」「今、ドラレコ付いているから当たり屋もやりづらいよ(笑)」
国葬のメインステージにとろろビュッフェ/光音座
(爆笑)「これは晒し句です」
黒人のヴィーガンという新設定/よかちょろ屋こうたろう
(爆笑)「いるだろ(笑)」「新設定がずるい(笑)」
焼き芋のどこを割つても笑顔めく/翼
「笑顔めくが安易な(笑)」
人参を生でかじらす毒親いて/小佐治
「毒親。悪い親」「今の野菜は甘いよ」
あの頃は野菜を食べて褒められて/小川まこと
「偉いね。全部食べられて」「お前は馬の子なんだよ(笑)」「そんなこと言われたことないよ」
新米の炊ける匂ひや山わさび/遊鬼
「いいね、今、山わさび安く売ってた。美味しくないんだよな」「美味しい食べ方ありますよ。擦って、ごはんにかつおぶしと。めっちゃ美味しいですよ」
オリーブは黒ばっかりを奪い合う/膣ギロチン
「緑、美味いよ」
一番出汁強めにしたるとろろ汁/遊鬼
「とろろ汁、出汁で割る」「ちゃんとしたとろろ汁(笑)」
野菜ソムリエのお洒落エプロン唐辛子/みずな
「あー、これ意外といい。エスニック料理」「合いすぎてる」
中国から来る松茸のやうなもの/たろりずむ
(爆笑)「ようなもの(笑)」「でかいのはカナダ」「松茸・フロム・カナダ」
牛丼は生姜多めに限りけり/膣ギロチン
「限らないんじゃないかな」「年収二百万の句だな(笑)」
唐辛子干して野分に飛ばされて/桃猫
(笑)「ベトナムの人かな(笑)」
馬鈴薯を煮崩れさせて長き夜/小佐治
「長き夜がやりすぎかな。運動会とか変な言葉がいい。流れ星とか」「ロマンチック」
だだちや豆幼女の産毛きらきらと/翼
「うっすら?」「キラキラって書いてない?」「うっすらとキラキラは全然違う(笑)」「全然読めないですよ(笑)」
紅生姜死ぬほど載せる夜学生/たろりずむ
「あー」「さっきのより、こっちがいい」「給料日に卵入れる、のあぽちゃんの句いいね」
冬支度ビーツの赤を喜びぬ/遊鬼
「面白いじゃん。最近、よく売ってる」「ボルシチ」「本当に赤い」
ピーマンが秋になつても売れ残る/翼
「普通に八百屋の句だね。高知の句(笑)」
シャンプーに旬の野菜が描いてある/小川まこと
「あーなんとかエキス入りって(笑)」「とろろエキス入り(笑)」「かゆくなっちゃう(笑)」「もっとお洒落なやつですよ。葡萄とか」「ワカメとか(笑)」
毎日の生姜ひとかけらの惑い/ゆり子
「わかんないなあ」「それくらいの悩みがあるということだよ」「文学的だなあ(笑)」
やっさいもっさいの帰りに乱交秋涼し/よかちょろ屋こうたろう
「秋祭だ(笑)」「よく知ってんなあ」
南瓜を煮て冷蔵庫にずっといる/ゆり子
「なんきんって読むのかな?」「南瓜の煮つけ嫌い」「二ヶ月待って冬至に食べたらいい(笑)」
四十子無し自然薯必死に摺り下ろす/膣ギロチン
「子どもいないのか」「精をつける」
毒きのこでしたと町内アナウンス/たろりずむ
(爆笑)「駄目だよー(笑)」「これは素晴らしい」「茸汁ふるまったけど…(笑)」「昨日の茸汁は(笑)」「超面白い」「村一つ全滅」「それかやけに盛り上がっている(笑)」「笑いが止まらない(笑)」
ピラミッドパワーで蘇生菊膾/光音座
「よくわかんない(笑)」
里芋を剥くためにゐるおばあちやん/翼
「あー」「それだけのために呼ばれたのか、普段邪魔だけどそのときは呼ばれているのか」「芋煮会のときだけ呼ばれる」「あー」「一日中剥いてる」
糖尿病だから西瓜に塩を振る/たろりずむ
(笑)「これは説明かな」
ズッキーニで遊んでゐたる夜学生/遊鬼
(爆笑)「馬鹿だねー(笑)」「これはサイズ感がいいね(笑)」「夜中のテンションでおかしくなっちゃったのかな」
もろこしを脇に挟んで五階押す/企鵝
「あーエレベーター」「ボタン押すくらいでいいかな」「閉じる押す、がいいな」「開く押す、がいい」「あ、めっちゃ良い句だね。みんなが脇に色々持ってる(笑)」
肛門がとろけるくらゐ唐辛子/たろりずむ
「意味が分からない(笑)」「喜ぶくらいがいいんじゃない?」(爆笑)
炊飯器いっぱいにあるさつま芋/桃猫
「芋ごはんでも芋をそのままでも」「美味しそう」
玉蜀黍は男に焼いてもらひたい/たろりずむ
「お祭りだね。縁日の焼きとうもろこし。お姉ちゃんが焼いているんだけど、ここは入れ墨の入った男に焼いてもらいたい。まあ分かるな」「ホモの句?(笑)」「もろこしは、って読むのかな」
「コールスローが不味い!」葉牡丹大受難/光音座
(爆笑)「葉牡丹とキャベツを間違えた(笑)」「謎だけど面白いなあ(笑)」
以上で終了です!!最後までお読みいただきありがとうございました!!
おまけ
屍派野毛吟行
1986年に始まった野毛大道芸という大道芸のお祭り。
かつては野毛坂通りを中心に広範囲で行われていたが、現在は路上でパフォーマンスをすることはなく、今年はホール(横浜にぎわい座)と横浜成田山の駐車場での公演である。
横浜成田山の駐車場で公演を観る。
会場の入口では「マスクプリーズ」と言われた。
秋天に中国独楽の昇りけり
残暑の日差しが厳しい中、誰よりも汗をかきながらチェーンソーや松明のジャグリングを決めていくPerformer SYO!さん 。横浜出身で近くの中学校に通っていたそうだ。
おひねりはPayPayにも対応でスマート。
その後は黄金町の「どんぐりキッチン」を目指して歩く。
途中、開店準備中の「濱ゑ美寿 -ハマヱミス-」に立ち寄る。
まもなくオープン!(10/10予定)
どんぐりキッチンに到着。遅めのランチと句会。
遊鬼さんはキッチンに居ながら8句も出した。
歌舞伎町での屍句会は残り二回。見逃すな!!
編集:屍句会報編集部 小佐治、桃猫
文責:木内龍