屍句会報2022年4月22日(金)

零回戦の正解は「夏近し」

風景画をスケッチしている4月の光景が浮かぶ。

みずなさんの「兆す」は惜しい。 全員不正解。

一回戦
「苺」

シャンパンに苺を沈めて交渉中/くろ

「なんの交渉?」「キャバクラだ。延長してよって(笑)」「アフターとか。ホテル行こうよ、一晩百万の高い交渉」

ふたまたも丸も細きもある苺/桃猫

「理屈臭いかな」

占い師苺ケーキを食べてゐる/小川まこと

「なんでもないけどいいんじゃない?(笑)昼間の銀座の感じ」「二つ食べてる、くらいがいい」

苺さえ主役になれぬ籠盛りか/小佐治

「フルーツのかご盛り。3万くらいの」「メロンが主役。パイナップルが嵩増し(笑)」「下にキャベツがあったり」(笑)

苺ポッキーに吉川ひなのを連想す/よかちょろ屋こうたろう

(笑)「あー」「IZAMか(笑)」「古いねえ(笑)」「ポッキーが細いからかな」

句会やめて苺ケーキが食べたいな/桃猫

(笑)「どうぞご自由に(笑)」「来週まで残しておくよ(笑)」

夜半の冬いちごパンツに味は無く/美川零花

(笑)「馬鹿じゃないの」「夜半の冬とか言っておきながらこれ(笑)」「初めての方かな。ぶっとんでるね。面白い(笑)」

公園のいちごパンツや夏近し/龍

(爆笑)

何もかも苺で済ます十四歳/小佐治

「ホストが中学生を性奴隷にしたいっていう事件がありましたね」「事情聴取で本人は、はい、いいえしか言わなくても勝手に書かれちゃう」

春の風いちご新聞読み飽きて/遊鬼

「サンリオが出してる新聞」「ロリコン新聞かと思った(笑)そんなのあるんだ」「今もあるのかな」「まだありますよ」

苺ミルク潰す苺型スプーンで/遊鬼

「あー」「最近見なくなったね」「ぎざぎざのスプーンの真ん中が逆にへこんでいて苺を潰しやすい」「メルカリに出す、くらいでいい」「いちごスプーンという名詞を使ったらいい」

二日酔い酷くてチョベリーバ/よかちょろ屋こうたろう

(笑)

木苺やずっと空き家の異人館/みずな

「神戸の」「外人のこと言うんですか。そうなんだ。木苺が効いてるね」

このあばた憎し憎しと苺潰す/こはく

(笑)「いいね(笑)」「これも苺スプーンの話」「にきびの痕と苺のつぶつぶと合っているね」「柏木由紀がYouTubeでメイク動画あげていますね」「西洋の子守歌みたいな句」(笑)

あまおうの生命力を頬張りぬ/たろりずむ

「あ、いいですね。キャッチコピーとしてスーパーに貼ったらいいと思います」「美味しそうではない(笑)」

弾丸のごとき苺や誕生日/翼

「だんこん、じゃないよ」(笑)「色んな思いが加わってしまって…(笑)」

苺ちゃんという流行りのぴえん顔/よかちょろ屋こうたろう

「一昔前の感じだ(笑)」

バースデーケーキに苺ありったけ/桃猫

「これいいね」「スーパーの苺買って、苺が好きな娘のためにタルトのように乗っけて」「手作り感があっていいね」

黒ギャル「タネなんだよね、苺の実」/美川零花

「黒ギャルの台詞なんでしょうね」「黒ギャルが苺のつぶつぶを指して、これ種なんだよねって博学っぽいことを言っている」「みかわさんは毒があって面白いね」

ブリーフと苺パンツと思はれる/小川まこと

(笑)「白い服で透けているんだね」

帝国のテンション高し苺テロ/光音座

「面白いですね。帝国ホテルの」「ビュッフェかな」「苺シーズンの苺のキャンペーンを打ってるのかな。それがテンション高いと感じたのかな。帝国に含みがあって面白い」

そこ切れば まだ食べられるよ そのイチゴ/小指つめ子

(笑)「傷んじゃってる」「貧乏くさくていいですね(笑)」「パックとかで運んでるとそういうこともあるよね。貧乏くさくもないよ(笑)」

しあはせは苺ケーキのある句会/みずな

(笑)「挨拶句ですね」「ありがとうございます」

下の列少し傷んで苺かな/こはく

「パックの苺の話ですね。9個か12個入り。受け入れてる感じがいいですね」

妖精が苺の蔕を楯として/翼

「うーん」「苺のヘタがケーキの横に捨てられていて妖精さんが盾にして…」「おじさんの妖精かも(笑)」

果汁ゼロ苺ミルクのピンク色/夢の二

「あー(笑)」「この嫌味がいいね」

Y2Kファッションストロベリーサンド/龍

「Y2Kってなに?」「2000年前後のこと」「ルーズソックスとかね。もっと前かな?」

参考:Y2Kファッションとは?2022年はヘルシー&ジェンダーレスな肌見せがマストに FASHIONSNAP.COM

年齢を苺の数で言ふ女/たろりずむ

「女って言うなよ(笑)女の子にすれば可愛い句なのに(笑)」「36歳くらいの感じがしますね」「おいくつですか?苺3つ分です」(笑)「お前の脳みそだ(笑)」「キティちゃんは林檎3つ分」「まあまあ普通の猫ですね(笑)」

あまおうにシャンパンの泡夏兆す/翼

「粒にすれば良かったかな。君達とは生活のレベルが違うんだ(笑)」

苺ケーキ遺骨のように包まれて/桃猫

(笑)「骨壺ケーキ」「トラフ島から持ってきたケーキ(笑)」

知らぬ間に手についているイチゴジャム/企鵝(きが)

「気が付くだろ(笑)」「薬指くらいにつくとべたべたするんだよ」「給食でついてそのままドッチボールしてね」

糖尿病だけど楽しい苺狩/桃猫

(笑)「ビタミンだからね、苺は(笑)」「練乳は駄目」「注射器持ってった方がいい」

宗教のビラTシャツの苺柄/喜奈子

「うーん」「アロハだったらあるけど」「この人にとってがそれが印象的だったんだね」「Tシャツの人がビラ配るイメージは確かにあるね」

雷神が盗み食ひする苺かな/夢の二

「面白い。苺農家の視点でね、春雷が来て心配していたら泥棒に盗まれて」(笑)「あの雷神のポーズが苺を盗みそう(笑)」

イチゴ柄 スカートはやめて おばあちゃん/小指つめ子

「苦言です(笑)」

苺より赤い乳首の雌の豚/桃猫

(爆笑)「の、を入れるな(笑)」「丁寧に言ってる」「この雌の豚!」(笑)「洗濯ばさみで赤くなっちゃったんだね」「もともと苺の由来はお母さんのお乳でもあるしね」「なるほど」

※苺の語源は大和言葉の「イチビコ」とされている。草冠に母という漢字の成立は諸説あり、その一つに「イチゴが乳首のようだから」というのがある。他に「どんどん子株を産み出すから」等。
異字体で「莓」がある。

付け耳のギャルの浴衣の苺柄/喜奈子

「軽くていいんじゃない」

苺狩りギャル曽根が来てざわつけり/たろりずむ

(爆笑)「いいねえ」「田舎の感じ」「大食いの人は3万円にしないと」「ゆうじさんのいるときに読んで欲しい(笑)」

苺ジャム鳥肌増えらば甘くなり/美川零花

「粒が増えたら、ということかな」「ジャムは砂糖の甘さだしなあ」

帰り道を忘れてしまふ蛇苺/みずな

「ヘンゼルとグレーテルの童話感がある」「響きがいい」

苺喰む総統テーブル10m/光音座

「イチゴハム、メロンハムみたいなものかと思った(笑)」「暗殺を避けて8mくらいのテーブルで食べる」「はしっことはしっこで会話」「プーチンへの嫌味なんだろうね」「毒苺だったり(笑)」

カシスしか飲まない上司花は葉に/翼

「あー」「カシスは黒すぐりだから」「カシスソーダ、カシスオレンジなどしか飲まない」

※カシスリキュールと言えば、黒すぐりを原料とした「クレーム・ド・カシス」を指す。

イチゴ味ばかり取ってく係長/企鵝(きが)

(笑)「同じ会社かもしれない(笑)」「昭和の会社で飴玉を用意しているけどイチゴ味ばかり持ってかれる」

悪夢から 目が覚め食べる とちおとめ/小指つめ子

「続いている感じがする」「禁断の苺」「ゾンビっぽい」

六個乗す苺誕生日のケーキ おめでとうございます🍓/喜奈子

(笑)「乗せるってことか」「あー」「写真見たら8個でした」(笑)

トーストの端に届かぬイチゴジャム/企鵝(きが)

「あー」「これいいねえ」「あるあるの景色。ちょっと届かない」「給食のね」「ちょっと寂しい」「これは丁寧に描写できてる」

好きなのは苺を潰すときの顔/翼

「あーいいですね」「最近そういうシーンなくなりましたけど」「昭和の家庭。ちょっとだけ力を入れるんですよね」

誕生日苺を一人で齧つてる/くろ

(笑)「孤独な老人て感じ」

ふわふわのスポンジ苺の数は均等に/みずな

(笑)「数、はいらない。ふわふわのスポンジ苺を均等に、で整う」

おめでとう!ホールケーキの苺の艶/こはく

(笑)「つや、でいいのかな」「えん、と読んでホールと響かせるのかな」

母の日のショートケーキを箸で食ふ/翼

(笑)「これいいね」「お母さんのために不器用ながら作ったけど、おっちょこちょいだからフォーク忘れたのかな」

二回戦
「女の部首の漢字」

蟻穴を出づ結婚の最初の日/小川まこと

「可愛いけど可愛すぎる」「初夜の感じ」「初夜で乳首黒かったらどうするんだろう」

「象さんが好きです」いちご咥えつつ/桃猫

「幼女の感じ。アート引っ越しセンターのCMだね」

四姉妹と呼ばれはじめる新社員/企鵝(きが)

「穴兄弟」「あーなるほどね」「いや棹姉妹(笑)」「部長にみんな食われちゃった」

好きですと紙飛行機の中に書く/小川まこと

「青春だなあ(笑)」

始まりに女がいたよ草薫る/翼

「始まりが女へんだね」「風薫るのつもりだったけど草薫るになってた」

コロナ明け一つ余りの図書委員/きもと

「定員オーバー」「クラスで3人のところを…人が余ってるんでしょうね」

妖怪量産型ストゼロストローぴえん/夢の二

(笑)「量産型ぴえん女子ストロングゼロ、MCMのリュックを背負っていてね」(笑)「ホストにはまってソープに沈む」「歌舞伎町にすごくたくさんいるからね(笑)」

春日傘つぎつぎ集ひ婦人会/喜奈子

「景として分かるけど、次々は、いるかな。もう少し嫌味を強くしていい。これこそ量産型なんだろうね」

晩春や娘が姫になつてゐる/小川まこと

「姫って風俗嬢のことかな」「オタサーかな」「娘が風俗サイトに載っていたのかな」

大蒜が好きなんですと耳元で/たろりずむ

「ちょっとエロいね」「軽い気持ちでデートしてこんなこと言われたら、精がつくものだから、ホテルに行けそう」「私、棒状のものならなんでもいいわ」(笑)

姐さんの腿(もも)の刺青はデイジー/みずな

「デイジーは可愛い白い花」「ひな菊」「ドナルドダックの相手もデイジーだね」「そっちの方かもしれないね」

妊娠を告げられている苗木市/桃猫

(笑)「苗木市がいい(笑)」「ひねってるね」「なんでお前、ここで言うの?(笑)」「苗木育てようよ」「テクニックが光る(笑)」

ミニスカの妥協をできぬ五月かな/龍

「妥協も(部首が)女か」「新入生の感じ。大学生」

亀たちの絶叫妖し野毛の路地/光音座

(笑)「亀鳴くの季語にかけてますね」「亀絶叫の季語、面白いね(笑)」「ホモのイメージ」「野毛の路地、が怪しい」

逃げ伸びて姥捨山を夏の月/みずな

「秋は段々畑。月が綺麗。月がいい。夏だと暑苦しい感じ。効いているね」

春炬燵離婚届を書き損じ/たろりずむ

「書き損じは微妙かな」「離婚届の句、毎週見るなあ(笑)」

嫁いでも嫁いでも散る桜かな/小川まこと

(笑)「嫁いでも嫁いでもが新しいね(笑)」「色んなパロディが入っていそう」

苺食ふ速さにもある姉妹の差/翼

「あー」「いいね」「先に食べるか後に食べるか」

生娘にゴーヤを入れて漬け物に/小佐治

(爆笑)「ゴーヤが強引な感じ。いぼいぼ感(笑)」

姉さまの包帯ほどく半夏生(はんげしょう)/みずな

「レズシーンが始まりそう」「いいね」

楊貴妃のねっとりと吸う苺かな/桃猫

「美人の例えなのかな」「楊貴妃はライチが大好物なんだよね」「源氏名なのかな」

ぶぶ漬と唸る老婆は孀(やもめ)かな/あおい

「やもめって未亡人でしたっけ」「京都の言葉で早く帰れってね」「このかなは、切れ字じゃないんだね」「姥捨て山って言ったらいいよ」

図らずも妊娠をして卒業す/遊鬼

(笑)「はかれちゃった」

三十路の女媚びる雄も粗末かな/あおい

「余計なお世話だよ(笑)」「実際にこういう光景があったんですよ」

アーリアの面影のある姉妹かな/企鵝(きが)

「ドラクエ?」「アーリア人かな?目のほりが深いとか」

音割れる蛍の光と姪の駄々/菊池仙葉

「渋い組み合わせだねえ(笑)」「8時までショッピングセンターにいさせる親もどうなんだろう」「パチンコだよ(笑)」

姑が上沼恵美子涙雨/菊池仙葉

(笑)「あいつは引退したんじゃないの?」「Youtubeをはじめたんだよ」

春キャベツ剝いたら「嫐」に見えてきた/翼

「なじる、かな。なぶる、か」「春キャベツ開くとそう見えてくる」「あー」

夏来る好きも嫌ひも女偏/翼

「これは面白いんじゃない?」「若い男女の感じ」「気持ちが翻る」「夏来る、迷ったけどなかなかいいでしょ」「いい」

朧夜や半分死者の奴隷船/桃猫

(笑)「可哀想なだけだよ」

微笑みの練習してる妃かな/企鵝(きが

「あーいいね」「プリンセススマイル」「手首動かさず手を振る」

通行の妨げになる春日傘/夢の二

(爆笑)「いいねえ、これ」「偕楽園とか」「鎌倉とか」「いい(笑)」「邪魔って言ったら男っぽいけど、この言い方が上手い」

妊娠させ嫉妬をされる娘の日/小佐治

「平塚正幸(国民主権党党首)が中学二年生を孕ませて産ませたってニュース」「コロナは風邪だって選挙で言った人ね」

旧姓で届くDM昭和の日/喜奈子

「昭和がオチになっちゃったかな」「みどりの日にしたらいい」

冷や奴TUBEの歌詞にもあるという/よかちょろ屋こうたろう

(笑)「クールガイ(笑)」

夏兆す姫のガラスの靴洗う/桃猫

「夏よりもっと涼し気な季語がいいな」

潮干狩ややこしさうな奴ばかり/たろりずむ

(笑)「奴、もそうだね」「ありそう」「季語が動くね」

ツイフェミが三人寄れば昭和の日/龍

(爆笑)「これは昭和の日が効いてる」「逆張り」

嫌われる力てふ本目借時/喜奈子

「嫌われる勇気っていう本がありましたね」「プーチン?(笑)」「アドラー心理学の本ですね」

姫君は短命がよしガマガエル/翼

「あー」「夭折した方が良い」「がまがえるってどうなの」「お姫様と結婚する話がありましたよね」「潰して殺して…」「親指姫」

好きな子に見せるたんぽぽ食ふところ/たろりずむ

(笑)「この小学生の感じがいいね。男気を見せる」「会田さんも親に心配させるために泥水を飲んだって」(笑)「発達系の子達の奥義としてそういうのがある(笑)」

麻婆茄子嫁に食わせて夏近し/小佐治

「嫌な姑系…(笑)」「秋茄子は嫁に食わすなってありましたね。美味しいから」「体が冷えるからっていう説もあるけどね」

姑に 灯油をぶっかけ 花まつり/小指つめ子

(爆笑)「お釈迦様の誕生日に甘茶をかけるのをもじって(笑)」「お祭りいいね、お前が仏になるんだよ!って(笑)」「ここの句会以外ではとられないよ(笑)」「これいいね」

娑婆々々のメシが食べたい羽賀研二/よかちょろ屋こうたろう

「しゃばしゃばって水気があるっていう意味?」「これは塀の中にいるのでシャバの飯が食いたいんだろうね」

SOGAつ娘。の新人募集春の風/翼

「ただの宣伝です(笑)よろしくね」

妹と婚姻したる春隣/遊鬼

「親が違うから」「連れ子同士で…日本は結婚できないんだっけ?」「そんなことするの天皇家くらいだよ(笑)」

還暦の看板娘へびいちご/たろりずむ

「嫌味が強いかな」「オチの完成になっちゃう」「寒卵くらいにした方がいいかも(笑)」

性奴隷募集してます木の芽和/遊鬼

(笑)「和える(笑)」「これは木の芽和が効いてる」

戦時下も裸婦は丸くて誘蛾灯/翼

「食糧難であっても裸婦画は丸く描かれている。誘蛾灯はどうとるのかな。街の寂しい景色を切り取っているのかな。それとも娼婦のことかな。いいもの食ってるのかな」「裸婦はみんなふくよかに描かれているよね」

娼館の阿片の煙春暑し/遊鬼

(笑)「アヘン窟」「寺山修司の世界」

新茶汲むシワシワネームの妙子ちゃん/あおい

(笑)「キラキラネームに対抗して(笑)新しいね」「あるんですよ。昭和っぽい。子がつく名前はだいたい」「そうか、そういう言葉がもうあるんだ」

桜蕊孑孑(ぼうふら)の如く浮かびけり/小佐治

「あんまり綺麗じゃないな(笑)」

佐保姫やデリヘル嬢が嫁に来る/遊鬼

「水揚げしたのかな」「嫁にとる、じゃないかな」

受難節和姦かだうかわかんない/翼

(笑)「洒落ですね(笑)」「キリストの人達はあまり炎上しないねえ」

「眞子様」「神様は人間に戻らないんじゃないかな」「元眞子様、とか」

サングラスしてボランティア元眞子妃/喜奈子

婆婆婆今日は月が欠けてゐる/菊池仙葉

「巣鴨?(笑)」「巣鴨だったら、ばばあ、ばばあ、ばばあってゆっくり読んでもいい」

嬲(なぶる)は嫐を使いたい派です/小指つめ子

「あー」「読みかた難しいよ(笑)」

妾という字を立ちんぼと読む/よかちょろ屋こうたろう

(笑)「昭和」

好き過ぎて壊してしまふ新社員/遊鬼

(笑)「パワハラの句なのかな」「電通」

嬲られて喜ぶ性や花曇/遊鬼

「散文っぽいなあ」

生娘シャブシャブ牛丼/菊池仙葉

(笑)「美味しそう。最後に新発売ってつけたらいい(笑)発売中かな(笑)」

御嬢様育ちの娼婦荷風の忌/遊鬼

「荷風と娼婦が合いすぎちゃうのかな」「コロナ禍で娼婦のレベルが上がってるのかな。もう少し季語とずらしてもいい」

嫁殴るときだけビール瓶を置く/翼

「あーいいじゃん。いい夫じゃないですか」「いい夫というか(笑)」「斉藤斎藤の歌集を読んでいたらDVの歌あったな」「一神教の都合により本日をもって空爆しますって」「それいいよね」「イラク戦争のとき」

勝手ながら一神教の都合により本日をもって空爆します/斉藤斎藤
第一歌集「渡辺のわたし」

妖怪が手招きをする磯遊び/遊鬼

「合ってるね。磯巾着を見立てているんじゃないかな」

以上で終了です!!最後までお読みいただきありがとうございました!!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です