正解は「ひこばえ」 切り株や根本から出ている芽のこと。
一回戦
「遠足の持ち物」
ハイエースで遠足の列についていく/菊池仙葉
(笑)「金持ちの息子が私立に通っていて遠足についていくんですかね」「誘拐するために」「…ハイエースは遠足の持ち物じゃありません(笑)」
レジャーシートの四隅にリュック春の海/桃猫
「あー」「綺麗ですね」「渚くらいにしたらもっとのどかな感じになる」
丁寧に折つてあるのがゲロ袋/翼
(笑)「いいですね」「お母さんが丁寧に可愛い紙袋をか折ってくれてる」「バスの座席の網のところにやたら丁寧に折って置いてあるんだよ(笑)」
小学生俳人遠足には句帳/みずな
(笑)「面白いけど言い方が…」「小学五年生で句帳を持ち歩くとかね」「絶対いじめられてる(笑)」「いじめっこに句帳を隠されているにがいいかな」「破られるとか」
水筒に生息してるメダカかな/随三
「面白い」「飼ってるのかな。水筒は見えないよ」「現地でとったのかな。採取しているとか…」「入れられてるとかね」「いじめっこがやってるのかもしれない。そうすると生息しているが効いている」「そんな句じゃありません(笑)」
桜蕊葉月里緒奈の写真集/翼
(笑)「わかんない」「女優ですか?」「すごい流行ったんだよ。実話です(笑)話題になったんだよ」
春暑し懐にあるスタンガン/遊鬼
(笑)「持ってかないよ」「ロシアだよ(笑)」「さっきのハイエースと繋がってます」(笑)
おろしたて靴の匂いに山笑う/小佐治
「靴の匂いのあと『や』にした方がいいかも」「『に』にすると説明的になっちゃう」
遠足に愛妻弁当を間違へて/たろりずむ
(笑)「子どもとお父さんのお弁当を間違えちゃった」「やたら精のつくものが入っている(笑)」「牡蠣フライいれちゃった」「同じもの作るんじゃない?(笑)」「子どもが間違ったのかな。お父さんのお弁当の方が大きいよね」
キキララのリュックはピンク昭和の日/喜奈子
「おー」「昭和が合うかな?」「平成じゃない?」「潮干狩りとか、ピンク持って出かけたらいいよ」
遠足のバスの後ろの将棋盤/遊鬼
「また昭和だねえ(笑)」「こんな小学生いないよ(笑)」「盤で持ってこないよ(笑)」「このリアリティのなさがいいのかもしれない」
酔止めにウコンを飲んで遠足へ/たろりずむ
「無理だろーこれは(笑)」「ヤンキーの中学3年生ならあるかも」「いきっている(笑)」
からつぽの水筒重し春帽子/企鵝(きが)
「空っぽまで言わなくてもいい」「山のぼって全部飲んじゃって帰りが辛いんですかね」「空っぽの水筒すら重い」
たんぽぽを詰めをり空(から)の弁当箱/喜奈子
「汚いなあ(笑)」「お母さん嫌がるよ(笑)」「ママのためにつんできたの。蟻とか入って嫌な思いをさせる(笑)」「小学校一年生ならやるかもしれない」
春闘に振り上げているバナナかな/桃猫
「ベアが少ない。そんなバナナ!(笑)」「満額解答。そんなバナナ!(笑)」
遠足の列にさつちやん居ないかな/翼
「どこが持ち物なんですか(笑)」「いつも持ち歩いているよ」「ハイエース案件ですよ(笑)」「今、SOGOっ娘。は、新しいメンバーを募集しているけどいないんだよ。俺は駄目だった(笑)」
バナナはまんこに入りますか/随三
「同じようなこと考えてたよ(笑)」
春の川リュックに石を詰められて/たろりずむ
「これは随三じゃないか(笑)」「川が効いてる」「死んでしまいますよ(笑)」
バタフライナイフで掘りし春の泥/遊鬼
(笑)「持ってかない(笑)」「最近なくなったねえ」「ヤンキーと言えばバタフライナイフでした」
花筵角(かど)に四つのハイヒール/喜奈子
「ハイヒールだと軽すぎるかな」
給付金握つて春の遠足に/菊池仙葉
(笑)「わびしい」
遠足やジップロックに名前書く/企鵝(きが)
「普通だなあ(笑)」「何かもう一つ入れないと」「プーチンと書くとか」
夏休み水鉄砲に射抜かれて/随三
「そんな水圧強くないよ(笑)」「もう少し不謹慎に、ハイル・ヒトラーと言って撃つ、とか」「水鉄砲が季語だから夏休みはなくてもいい」
コンビニと同じ味するお弁当/龍
(笑)「これ本当に可哀想(笑)」「嫌味でいい」「親御さんがいないとこうなっちゃう(笑)」
若草にカールの袋を枕にし/よかちょろ屋こうたろう
(笑)「乞食じゃないか」「これは開けて食べ終わった袋でしょ?中が入ってたら割れるから。お洒落っぽく書いてるけどただの貧乏」「勘違いしているバンカラ」「カールおじさんていうあだなの乞食のおじさんがいるんだろう(笑)」
障害やレジャーシートにうんこせり/随三
(笑)「障害や」「『や』じゃないよ(笑)」「ひどい句だなあ(笑)」「こういう句出すから怒られるんだよ」「もう少しひねって…たんぽぽ組とか」「特別組とか」(笑)「駄目です」「特別や」(笑)
水筒が背中にあたる春の山/翼
「普通に立ってて当たるのかな」「リュックに入れて背中に当たるのかな」「荷造りが下手でパンパンになるから…そう捉えるとリアルだね」
唐揚げのオリジン弁当山笑ふ/遊鬼
(爆笑)「だから駄目だって(笑)」「さっきの句もそうだけどお母さんが水商売なんだよ(笑)」「山に笑われている」「山田笑う」「オリジン弁当はちょっと高いんだよね」
酔い止めと下痢止め流刑地は春に/翼
(笑)「もう頭が…俺の中で遠足が進み過ぎて…」
履き慣れた靴で雌豚蹴り上げる/桃猫
(笑)「履き慣れたスニーカーって必ずしおりに書いてあるから」「雌豚ってなんでしょう」「闇が深い桃猫さんでした」(笑)「荒れてるなあ」
山歩き水筒しか武器がない/よかちょろ屋こうたろう
「熊に出会ったらどうしよう。水筒しかないなあって」「ストッキングに石詰めて振り回すと武器になるんだよ」
遠足のしおりでケツを拭きました/龍
(笑)「そうですか」「野糞感があるなあ」「持ち物にティッシュってあるけどね」
からかわるあのこが作った塩むすび/よかちょろ屋こうたろう
(笑)「そういうレコードがありますね」
廻り来るMDMA水温む/遊鬼
(笑)「持ってかないでしょう」「クラブと遠足を勘違いしているよ。大人の遠足なのかなあ」
遠足の栞を先生から借りる/翼
「まあ普通じゃないかな。いじめらっこが前日に隠されて…」「全部いじめじゃないか(笑)」「特別や(笑)」「表紙にぐちゃくちゃに書かれて」
徴兵やリュックサックに火炎瓶/随三
(笑)「この場合は住宅街ぎりぎりまで攻められて、もはやあんたが自爆しなければ街がだめになるという状況。火炎瓶はゲリラ戦しか使わないから」「武器がない(笑)」
宿題として石ひとつ持ち帰る/企鵝(きが)
「自由研究の感じ」「遠足に行ったら観察しましょうって課題が出て、この人は石を持ち帰ったのかな」「特別や(笑)」
遠足や開けて無残なキャラ弁当/みずな
「ママが一生懸命作ってくれたんだけど」「手足がバラバラに(笑)」「目が福笑いみたいになって」「ゼレンスキー弁当が」(笑)
花冷えの替へのパンツも桜色/翼
「初潮ってことかな。たまたま遠足の日に興奮して」「興奮するとくるの?(笑)」「先生、雌の匂いがします」(笑)
リュックサック先頭車両に張り付いて/小佐治
(笑)「これも特別っぽい」「ウクライナが見えてくる」
アナーキーで遠足を手ぶら/みずな
「アナーキーまで言わない方がいい」「アナーキーの見込みがある、くらいで」「あいつは遠足すら手ぶらだった」
賃金は上がらず春の卵買う/桃猫
「ただの生活苦」「アメリカは卵も上がっている」
コンドームポケットに入れ春の野に/遊鬼
「野に、じゃないよ(笑)」
先生におやつのバナナは入りますか/翼
(爆笑)「馬鹿が二人いる」「入るが挿入になっている(笑)」
先生の弁当にある目刺かな/遊鬼
「別にいいんじゃない?(笑)馬鹿にしているのか、珍しいのか」「独特の尊敬や気持ち悪さがあって良いかもしれない」
遠足のよっちゃんイカの酸っぱくて/みずな
「酸っぱいのは当たり前。よっちゃんイカまでは面白いんだけどね」
遠足の水筒にストロングゼロ/桃猫
(笑)「担任の先生ですね。アル中の。炭酸なので普通入れ替えないですけどね」
メモ帳をやぶいて使ふ木下闇/翼
「野糞かな」「でもメモ帳って無理あるんじゃない?」「闇でうんこしてる」「句帳にしたら?」「うんこじゃないよ。競馬の予想だよ」「分かんないよ(笑)」「昔は携帯の番号は紙を破いたんだよ」
二回戦
「遠いところ」
特別や君も深海魚の仲間/翼
(笑)「ひどい(笑)」「深海魚は奇形でしょ(笑)」
蝋燭で過ごす離島の野分かな/桃猫
「台風が小笠原の方でできて全世帯停電だって」
おなじみの西辛島町からの海女/光音座
(笑)「なじんでないよ(笑)」「熊本県です」
猫の子を捨てに行きたる森の奥/遊鬼
「行きたるっていうほどみんな行かないでしょ(笑)」「川に流すんだよ」「へー」
ペルーから盗みてきたる春の月/翼
「いいですね。南半球の日本と真逆の気候なんだね。ペルーの響きが面白い。労働の女性を引っ張って来てるのかもしれないけど」「標高の高い感じあ合っている」「太陽神の国だからね」
ペンギンがおしくらまんじゅうしているよ/桃猫
(笑)「かわいい」「お〜い、お茶に載りそう」「高知では野良ペンギンが話題になりました」「あいつらも好きで寒いところにいるわけじゃないんだろ」
タガログのねんねんころり春の虹/喜奈子
「タガログ語はトンガ?」「南洋のどこか」「フィリピンです」「シャッチョーサン、オヤスミナサイ」(笑)「タガログ語で喋ると愛情が湧くらしい」「シャッチョーさんが寝かしつけられてる感じがする」
天国でとれる熊本産浅蜊/翼
(笑)「ひどいですね(笑)天国産。ま、たしかにあれであの世で行った業者もいるかもしれない」
あの世へと行けと願った父生還/小佐治
(笑)「チチカエル(笑)「戦争から帰ってきた感じになるね」
阪神の優勝すでに遠き春/たろりずむ
(爆笑)「二勝目おめでとうございます!」「タイムリーだね」
※句会の前日(4/14)で史上最低勝率を記録 1勝15敗1分け(勝率6分3厘)
もう二度と会はない人と花の昼/遊鬼
「天国っていう意味かな」「意思を持って会わないのかな。見合いとかで、あーもう無理、会わないっていう」
春の湖電車賃まで突つ込んで/翼
「浜名湖だよ」「あーそういうことか」
イタリア語訛りの管制国境春/光音座
「管制官」「国境に春、という意味なのかな。面白い」「イタリア語っぽい英語なんですかね」「陽気なんだろうな」
本当はもっと遠くの浅蜊かな/たろりずむ
(爆笑)「上手い!」「中国でとったんだろ(笑)」「もっと遠くのっていう言い方が面白い」「かな、が切れ字でもあるけど疑問形でもある。そこが嫌味」
草餅や母が上京して来たる/遊鬼
「これは昭和の風景」
券売機で買えぬ切符や夏隣/桃猫
「あー2310円以上の切符とか。鈍行でおばあちゃんの家に行く。最近はない景色。無昔はありましたね」
ようやっとブラジルで蟻穴を出る/喜奈子
「あーなるほど」「逆方向に行っちゃった(笑)」「東京で掘ってた穴がブラジルげ行ったのかな」「やっとこさ、ということだろうね」
山焼きの煙を犬と見てをりぬ/遊鬼
「なんかいいじゃん」「犬がいいね」
セットしたアホ毛で貴女と探す春/ リック
「セットしないだろ(笑)」「天パをわざとセットしてるのかな。何かの暗喩なのかな」
飢餓国の地下鉄駅の豪奢かな/光音座
「あー」「食べ物もないようなやばい国なのに地下鉄には金ピカの像が建っている」
アルファケンタウリにもある桜かな/龍
「どこそれ(笑)」「宇宙」「ケンタウルス座のアルファ星」「4.3光年」「からの落花かな、にしたら」「四年前の桜の映像になりますね。いいですね」
朝桜宇宙飛行士募集に応募/みずな
(笑)「募集に、がいらない」「応募せり、くらいでとめるといいかも」「募集中、でもいい」「あー」
アマゾンに電気を通す新社員/喜奈子
(笑)「商社に入った22歳、俺はアマゾンに電気を通すんだって話してる。森林破壊の問題もあるかもしれないけど」「Amazonの電気系統って停電しないようにすごいつくりになっているんですよ」「電気うなぎとか?(笑)」「地下で奴隷が回しているのかも(笑)」
露に行けど露にいったとて涅槃西風/みずな
「二回言う必要があるんだろうか(笑)」「ロシアで涅槃西風」「焼肉の匂いがする(笑)」
網走の父から春の便り来る/小佐治
(笑)「まだ生きています」(笑)「金送れ」(笑)
「ファラウェイ!」と裸足のヴォーカルがジャンプ/桃猫
(笑)「これ季語じゃないよ。無理矢理入れている」「躍動感がある」「アニソン」
絹の道旅をしているレイパーかな/随三
(笑)「これシルクロードを旅行しているの?レイプするためにって変じゃない(笑)仙戦時中の句なのかな」「モンゴル人が国家を蹂躙しながら渡っているんです」「拷問のスペシャリストだからね」
流氷が行き着く国を失へり/遊鬼
「ロシアが負けたんだろうか(笑)」
江戸のそばを長崎で打つ/よかちょろ屋こうたろう
(笑)「これいいね。綺麗です」
春の雪積んだ車とすれ違ふ/たろりずむ
「こっちは降ってないのに群馬ナンバーの車とかに」「あーなるほど」
アフリカで尿道燻製糞漏らし/菊池仙葉
(笑)「そういう文化があるの?」「いや、ゴロがいいなと思って」(笑)
チューリップ聖地候補となりにけり/翼
「聖地ってこの十年で安く使われるようになりましたね」「千葉公園SOGAっこが歌っていた」
海ならば蛍烏賊〈ホタルイカ)くらいでちょうどいい/みずな
「海ならば、ってなんだろう」「沖に出て食べていて蛍烏賊くらいで丁度良いって感じなのかな」
娑婆はいいとこ遠いとこ/菊池仙葉
(笑)「アウトロー」「網走の監獄に書いてありそう」「いい句だなあ」
朧夜の閉鎖病棟からタオル/翼
「出してくれー、俺は病気じゃない―(笑)」「から、ってあるから窓から出しているでしょうね」
飛行機でやって来ました初鰹/龍
(笑)「初鰹がいいね」「江戸っ子」「飛脚便」(笑)
ブラジルも枯れるほど撒く除草剤/たろりずむ
「国土全体がってことだね」「どうしてもベトナムのイメージが」「枯葉剤のね」
春闌けるアメリカにあると言ふ自由/遊鬼
(笑)「昔の人かよ」「共産党か」「アメリカの自由を批判しているのか」「大正デモクラシーみたいな」「黒船以前みたいな句」「あるという、が春闌けると合っているね」
花吹雪国境越えることもある/翼
「38度線で読まれたみたいな句」「日によって国境が変わったりすることを読んだら面白いね」
モスクワに流れる賛美歌十三番/小佐治
「13番(笑)」「ゴルゴにプーチンを殺すように依頼する」「讃美歌13番はゴルゴを呼ぶ曲なんです」
前澤の遠足M78星雲/遊鬼
(笑)「遠くまで行ったなあ。帰ってこれないよ(笑)」「ウルトラマンの故郷へ行ってきます」
ウクライナに竹を植えよう/よかちょろ屋こうたろう
(笑)「徹底抗戦(笑)」「女子供も参戦」「間に合わないよ(笑)あ、でも竹は伸びるのが早いのか」
ブラジルにネットのセフレ夏近し/遊鬼
「ネットのセフレがよくわからなくて面白い」「ポルトガル語を一生懸命覚えてエロイプして」「夏近しだけど向こうは冬近し(笑)」
前澤さんブラックホールに吸ひこまれ/たろりずむ
(爆笑)「これ面白いね」
上野より北には行かぬ新社員/よかちょろ屋こうたろう
「鶯谷とか日暮里とか。足を踏み入れないという意味か、住まないという意味か…」「馬鹿にしているのかな」「上野より北は下町でしょっていう」「浅草も北になるのかな」
サンパウロ砂場から行く春の夢/リック
「サンパウロと春の夢、なんか合っている」「聖パウロが合ってる」「砂場を掘っていたらサンパウロに通じたのかな。小学生や幼稚園児の砂場を掘ってサンパウロに出た。それが春の夢だった」
エッフェル塔づたいに龍は天昇る/喜奈子
「意地悪なフランス人が言いそう。ここは春になると龍がエッフェル塔づたいにのぼって行ってねって嘘を教えて(笑)」「フランス人は英語嫌いだからね。ハローの意味が分からない(笑)」「これは、エッフェル塔を見上げて感動したという句なんだろうね」
それぞれの天気予報やzoomせり/随三
「面白いね」「ZOOMで四人くらい同時に喋っている。東京は雨ですね、北海道では、高知では…って」「あ、そういうことか。カメラが寄る方のズームかと思った」「遠距離恋愛のイメージで作った句なんです」
星条旗でつながる桜並木かな/喜奈子
「ニューヨークに桜並木があったね」「繋がるっていうのは星条旗が万国旗のように物理的に繋がっているのかな」「木の間にも繋げているイメージでした」
春憂い心のなかにいるヒトラー/随三
(笑)「厨二病すぎるかな(笑)」「愁に合わせるとちょっと(笑)」「ポケットに我が闘争隠す、くらいで」
北極の氷で作るブルーハワイ/桃猫
「北極とハワイ」「昔、おーいお茶か俳句甲子園でアラスカの雪解水で切手貼るという句があったような気がする」
汗と汗擦り合わせてもまだ遠く/リック
(笑)「遠距離恋愛が久々に…」「セックスしても心が繋がってないのかな」「積極くさいですね(笑)」
ゆく春や蘇我より先は全部海/翼
「蘇我は千葉県から見たら東京寄りだけど、東京の人から見れば田舎。この句が本当だったら千葉の面積が10%くらいになっちゃいます(笑)」
日本語が通じる国の花祭/翼
(笑)「これ面白い」「シャッチョさんが行ってる国は伝わる」「昔、日本が占領したところ」「あー」「みんな色んな思いがあるからね」「植民地政策だからね」「嫌な意味を持つかもしれない」
撤去せり下高井戸にあるバイク/随三
(笑)「だからなんだよ(笑)」「撤去された先が遠いっていう意味かな」「変なところに持って行かれちゃう」「新しいのを買った方がいい」
春の虹私もあの世へ連れてって/桃猫
(笑)「勝手に死ねばいい(笑)」
シケモク一つエベレストの天辺/翼
「あ、いいね。自分も記念に吸おうって拾う(笑) 登山家は絶対しませんけどね」「ただハードな山は100%持って帰るのは難しいらしいです」「煙草美味いんだろうな」「酸欠なんじゃ(笑)」
春昼や国際宇宙ステーション/龍
「宇宙ステーションから見たら日本の昼とか分からないんじゃない?」「季語を変えたら?」「でも夜は灯って明るいらしいですよ。北朝鮮だけ真っ暗で」(笑)
天国にいるおじいちゃんの種ですよ/随三
(笑)「色んな意味でとれるけど、おじいちゃんが植物を大切にしていて孫に残して…違う意味だと精子を冷凍保存して…もしくはおじいちゃんの作った馬鹿息子という意味かもしれない」
以上で終了です!!最後までお読みいただきありがとうございました!!
お知らせ
北大路翼がNHK「文芸選評」に出演します!
【俳句】 4月30日放送 兼題「寄居虫(ごうな)・やどかり」
締め切り 4月25日(月) 必着 応募される方は(こちらから)
https://www4.nhk.or.jp/bungeisen/x/2022-04-30/05/74074/3795610
ぜひ投句してください。