無茶振りの相互監視や四月馬鹿
家元の一声により急遽夜桜吟行決定🌸
俳句は意外なところで繋がるもの。
零回戦の正解は「新学期」
全員不正解。
上五を「くとわかは」と読むと「句」と「和歌」のようにも聞こえて面白い。
「苦い思い出」と言えるのが、若さなのかも知れない。
リンズィーさんはオーストラリア出身の海洋生物学者。
零回戦のあと、一回戦は夜桜吟行🌸
花冷えの境内で句を思い思いに句を作った。
一回戦
「歌舞伎町夜桜吟行」
手水舎の自動水栓桜まじ/小佐治
「神社とかの手を清めるところ」「(手水舎の読み方は)ちょうずや、ね」「いいよね。風が舞って水が曲がる感じ」
自分だけ五時集合の新社員/夢の二
「昭和の花見だね。今ならパワハラ」「朝の五時だよ」「野毛なら一日中いる奴ばかり(笑)」
花と扉がカラーコーンで囲ってある/小川まこと
「ありそうだけどなんもない(笑)」「カラーコーンがどうだったかまで言った方がいい」「何の扉か言った方がいい」
お花見でラストクリスマスな二人/響子
(笑)「雪が降っているのと桜が似ているから(笑)くだらなくて面白いかも(笑)」
夜桜を照らす期末のオフィス棟/くろ
「期末が季語になっているかな。経理部とか言った方がいいかな」「夜桜に洩れくる経理部の光」「あーいいね」「サラリーマン俳句」
花散らしちらし寿司にも松竹梅/響子
「最近松竹梅言わないね」「さぶちゃんの♪ちらし寿司なら~」「たまに松竹梅で梅が一番高い店があるんですよね。お客さんに気を遣わせないように」
金色が春の神社に少しある/小川まこと
「取っ手のところとかね」「コンジキよりキンイロで読んだ方がチープでいい」「関西のババアがお祈りしてそう」(笑)
砂利道に花見衣の影伸びて/也屁
「綺麗」「演歌っぽいね」「夢の二さんを見て…(笑)」「他のところに出したら褒められるよ」
ニューカマー花冷え用の服で着た/小川まこと
「いいね。準備万端な感じ」
花衣包む歓楽街の息/遊鬼
「人間の感じがしすぎちゃう。生っぽい。言いたいことは分かる」「歓楽街を纏う、くらいがいいのかな」
木の上で白い桜も地でピンク/りく
「なんでもないけど上手い」「地面につけるとピンク」「あー血かと思った(笑)」「バイオレンス(笑)」
禿頭の付け根で花が止まりたる/小川まこと
「禿頭」「付け根ってどこだよ(笑)」「とくとう三郎」「生え際にポンとついたんだろうけど」「♪生え際に寝返りうって~」
ガチ漕ぎのブリヂストンや花吹雪/はる
「おー」「ブリジストンはスポーティーではない自転車」「頑丈で硬い」「学生用」「ガチ漕ぎは面白い」「ガチ漕ぎ!」「ガチコキ!」(笑)
ゴールデン街ぶち当たり来る春疾風/企鵝(きが)
「ゴールデン街じゃない方がいいなあ。路地だと風がぼんぼん来ないから。草原や広場じゃないから」「ゴールデン街123番とかにしたらいいかも」
神様が花まで降りてくる神社/喜奈子
「お、綺麗ですね。花園神社への挨拶句」「これ綺麗」「昔、我々騒いでたら、神様も賑やかなのは好きだけど眠いからやめて、って言われて」(笑)「神主さんの怒り方が上手くて感動した。さすが歌舞伎町」
客引きの兄ちやん載せる花筏/けいえむ
「花筏って乗るものではないからな(笑)土座衛門だよ(笑)」
石燈の影も桜のかたちして/翼
「綺麗ですね」「上手だなあ」「自分で言っちゃう(笑)」
お花見に行つてきますと黒板に/たろりずむ
「シティハンター」「XYZ」「あー」「いいですね。この挨拶句」
お社(やしろ)のさざれ石鳴く花の夜/みずな
「右翼俳句だよ(笑)」「君が代オマージュ(笑)」「靖国神社に飾ってありそう」「百万くらい払った人(笑)」
花冷えのミニスカ腿の芯熱し/光音座
「ケンタッキーか。腿の芯って鶏肉か(笑)気持ち悪い句だな」「光音座さん、言葉がぶっとんでいます(笑)」
夜桜や絵馬に「結婚おめでとう」/桃猫
「これいいですね」「也屁さんおめでとうございます」「三度目の正直(笑)」
稲荷まで続く鳥居の花の冷え/翼
「花の冷が続くってこと?」「なんか涼しげじゃん」
お稲荷の小さき手水に花筏/夢の二
「ちさき、と読む」
筵にも筏にもなれぬ落花あり/小佐治
「北大路さんっぽい」「俺の句はこんなに説教臭くないよ」「小佐治です」(爆笑)「ほら、なんの仕事も就かなかった男(笑)」
賽銭はフリブナ払い散り桜/けいえむ
「そこはルーブルでしょ、あ、俺、ルーブルの句、作っちゃった(笑)」
ルーブルで払う賽銭春寒し/翼
(爆笑)「うわー、やってしまった。順番悪すぎだよ(笑)」
祈願絵馬取れかけている奴がある/小川まこと
「やつがある、そのまんまだな」「日本画平和になりますように」
落ちていく桜もチェキも等速で/りく
「一定の速さということ?実際に道歩いてたら地面に落ちた」「言い方は面白い」「言葉は硬い。等速っていうとシャッターの速さかなと思った」「チェキの写真が出てくる速さかも」「さっき、実際にチェキを落としている子がいたんだよね」「推しへの愛が足りない(笑)」「手取り15万で5万突っ込む人もいる」「俺50万で40万突っ込んでいる。親に怒られている。小学生にあまり高価なものをあげないでください」(爆笑)「キャバ嬢のフルーツ盛り」
遅桜らしきもありて花園行/遊鬼
「ちょっと花園行が無理があるかな」「実際には五月まで咲いているソメイヨシノもありますね」「寒い時に咲くと長く咲いている」「北海道は五月も咲いている」
テントなき花園神社桜散る/響子
「テントがあることを知っている人の句だな。知らない人には分からないかな」
花見とてちんことまんこの眺め合い/りく
(笑)「お前いきいき句会だっつてんの(笑)」「眺め合わない(笑)」「せめて雌蕊と雄蕊と言ってほしかった(笑)」
桜咲く社務所の残業の光/遊鬼
「内容はいいね。もうちょっと音を合わせたい」「作務所の残業は面白い言葉だね」
ミニスカもホットパンツも花の冷え/小佐治
「冷えがつまんないかな。花満開にしたらいい」「黒桜にする?」「いいですね。黒ギャル」
花の夜シャララン神社の鈴が鳴る/みずな
「クリスマス感がある」「ワムかけろ(笑)」「シャララン、を、もっときつい音にしてもいいね」
生きるのが辛いんですか星朧/けいえむ
「合いすぎているかな」「季語を明るくしたいね」「ワカメ酒とかにしたら?」「あー」「辛くない(笑)」
蜘蛛の巣に散れぬ花びら悲しけり/響子
「悲しかり、かな」「悲しかりけり」「散れぬっていうより蜘蛛の巣から出れないの方がいいかな、散った上で止まっているわけだから」
煌々と光る窓いる花見客/小佐治
「いる、より、なる、かな」
神様もさつちやん色に染まりたる/翼
(笑)「さっちゃんです。桜色です。頭沸いている人みたいだな」
花冷えのカラオケパセラで解散す/遊鬼
「あ、いいんじゃないかな」「パセラは南国の感じ」「カラオケパセラで解散、はいいね。急に静けさがやってくる感じ」「賑やかさとのギャップ」「そのギャップがいいね」
夜桜の境内振袖工作員/光音座
(笑)「そんな目立つ奴いねーよ(笑)」「振袖工作員。パワーワード(笑)」「言葉のチョイスが(笑)」
ゴールデン街のフォントの朧かな/喜奈子
「あー、これはいいんじゃないかな」「フォントがごちゃごちゃ」「ネオンだと時代遅れだから。フォントが新しい」「ゴールデン街はカタカナでガチッとしてるから。もっと画数が多い方が分かる。ほんとの朧にしても可愛いよ」
夜桜に下手なカラオケかぶす馬鹿/けいえむ
(爆笑)「GLAYとかね」
羨まし桜は落ちても褒められる/りく
「羨ましがちょっと強いかな。内容は賛成。お前は落ちたことがないくせに」(笑)
おみくじに囲まれ桜まだ咲かず/小佐治
「咲けずにして、意思を入れたら?散れず、が面白いか」
花冷えの神社の朱塗り新しき/翼
「あー、ま、いいかな」「吟行行くと上手さが出ちゃうな。皆さん、ご存じないでしょうけれど本当は上手いんですよ」
大きくなれよ小便かける桜の木/菊池仙葉
(爆笑)「まことちゃんで、あった!」「グワシ!」「これいいじゃん。自分のチンポに言ってるんじゃない?(笑)」「さすが華道家」
オクターブずれたカラオケ花見酒/夢の二
「これは川柳っぽいかな」「キーがずれてるなら分かるけど、1オクターブなら合ってる」
暗殺や核の噂や花の雨/遊鬼
「暗殺すげーな(笑)」「この、や、は切れ字じゃないんだね」「これ暗殺や、でガチで作ったらいい。暗黒や関東平野に火事一つ/兜太みたいに。暗殺やチェルノブイリにぼや一つ」(爆笑)
鬼灯や秘密は後ろ手に隠す/はる
「処女のふりしてヤリマン。これはヤリマンだよ」(笑)「確かに」「清楚系ヤリマン」「最高」「こういう可愛らしい句は許さない」
花霞お婆さんにも恋がある/響子
「これくらいがリアルだよ(笑)」「これ、いいなあ」「性がある」「そうだけど恋って呼ばせてあげて(笑)」「この自虐が素晴らしい」
新宿を風や朱塗りの花灯り/みずな
「ちょっといろいろ入れすぎたかな」「もうちょっとフォーカスした方がいい」
影ふたつ重なつてをり花衣/企鵝(きが)
「おー」「色っぽい」「これはいいね」「抑えたエロスがある。おばあさんでも濡れるよ」(笑)「綺麗で上手い」
花弁を敷き詰めてゐて砂利の音/翼
「敷詰まっているのに踏めば砂利の音」「おー、いい解釈」「これはIQが高い人しかわからないんだ、自分達が分からないのを俺のせいにするな」(笑)
昼光色のオフィスの明かり花盛り/遊鬼
「昼の光」「中年のかと思った」(笑)「マクロン大統領」(笑)「青すぎると良くない、飲食店だと美味しく見えないからね」
歌舞伎町のゲロ吸い育つ桜かな/りく
「さっきの小便の句の方がいい」「負けたなと思いました」「先に読まれた方が勝ち(笑)」
そこそこに混んでてほしい花見かな/たろりずむ
「あー」「これはいいね」「コロナ禍の花見句」「こんな句が出ると芭蕉は思っていなかっただろうね」
花冷えてコロナ退散翻(ひるがえ)り/企鵝(きが)
「花園神社の入り口にコロナ退散の幟が立っていましたね」
夜桜が時折り拝手に響きたる/くろ
「これ、はいしゅ、って読むんだ」
石畳立ち止まらずに花盗人/企鵝(きが)
「これ、ただの本当の泥棒(笑)もっと情緒ある言葉に。ただの犯行現場だよ(笑)」
僕がもし死んだら桜に埋めてくれ/くろ
(笑)「しょんべんひっかけてやるよ」(笑)
卒業しゴールデン街で迷子/遊鬼
(爆笑)「いるいる」「二丁目卒業したけど結局歌舞伎町に残っちゃったとか、大学を卒業したけどバーテンになったとか」「これは意思のある迷子って感じがしていいね」「卒業がいろんな意味がある」
学級の崩壊悟る新学期/夢の二
(笑)「いきなり」「先生!(笑)」「公務員の闇」
花冷えの眼鏡の人の冗談よ/小川まこと
柏手に迷いのありし桜の夜/遊鬼
「どーしよっかなー、みたいな」(笑)「いいですね」
死の灰のごとく落花を眺めをり/たろりずむ
「やな句だねえ(笑)怖いね」
東京の花はアスファルトの音/みずな
「うーん」「音はないけど…って」「アスファルトより花の音にしたら」「あー」
飛ぶ花と落ちる花時差七時間/光音座
「これは面白いんじゃない?」「時差7時間が考えさせられる」「時差7時間が治る間の時間」「ウクライナから逃げてきたんだよ(笑)」「時差が治る間の花見、素晴らしい」「これ凄いね!超新しい」「光音座さんからDM。『おっしゃる通りです。今横殴りの雪。パリです』だって」「時差と桜なんてこれまで誰も考えたことないよ」
春の虹降り積もりゆく放射能/けいえむ
(笑)「虹じゃないだろ」
花影の小鳥といふ名の立ち飲み屋/遊鬼
「おじいさんの句」(笑)「我が身に帰ってくるから(笑)」
帰り道クラスクラッシャーと花見/夢の二
「これ学級崩壊のイメージ」「サークラでなくクラスなの?」「クラスクラッシャーは先生しか言わないだろ(笑)」「私のパンツ見たでしょ!って(笑)」
漆黒の闇になびくや花衣/みずな
「漆黒と闇が一緒になっちゃってる」
春の夜のわれもわれものネオンかな/喜奈子
「ホストかな」「僕も僕もにしたら現代っぽい」「あー」「もうちょっと時代を新しくしたらいい」「わしもわしも、とか(笑)急に漁村になる」(爆笑)「ネオンはバブルまでしか使わない」
来年はピロシキ持つてゆく花見/たろりずむ
「あー(笑)」「来年はロシアになってるよ(笑)北方領土、返せー!(笑)」
夜桜に朱色の柱重ねをり/企鵝(きが)
「重ねている?おる?」「御柱かと思った(笑)」「みんな汚れてるよ(笑)」
夜桜を四角く切り取る銀格子/はる
「銀格子」「カメラの」「鉄格子にしたら檻の中」「排水溝のつもりだったんです」「あー」
花の夜に退社入社のブーケ過ぐ/喜奈子
「分かるけど、見てる人は誰が入社で退社か分からないんじゃない?」「入社で花束貰わない」「確かにそうだ(笑)」「キャバクラじゃないんだから(笑)」
ビルの灯も差す石畳夕桜/みずな
「も、にしないで、の、がいい。も、は基本的に使わない」
灯明の明る過ぎたるLED/くろ
「いつもLEDに慣れている人が…」「俺は糖尿(笑)」
通り抜けできる神社の夜の桜/翼
「あー」「あっさりしてていい」
ペンも花も冷ゆる花園神社かな/遊鬼
「挨拶句としてよくできてるね」
ケロリンを置き去りにして桜狩/企鵝(きが)
(笑)「これ、いいんじゃない?今日の感じ。ケロリンに昭和の感じが出てる」
春の夜神社で燃えている煙草/小川まこと
「普通かな」「燃えるが弱い」「光っても怖くないし…爆発させる?」「神社で拾いたる煙草」「それいい!のっぽみたいで」(笑)
天国の君と飲みたる夜の桜/桃猫
「切ないなあ」「みんな地獄行きだよ(笑)」「天国に友達いないけど地獄には友達ばかり(笑)」
家元よ刺さるるなかれ桜の夜/喜奈子
(笑)「防弾チョッキ着てるから大丈夫(笑)」
近道のビルの通路へ飛花落花/喜奈子
「悪くないけど、へ、にするとまっすぐだから、こういう時、に、とか、で、にして…で、はみんな嫌がるけどこういう時にいい」
手を繋ぎ無言で花の神社かな/遊鬼
「可愛いなあ」「裏に引っ張り込んで何かするんだよ(笑)全然可愛くないんだよ」「無言に含みがある」「無言が言い過ぎだから抑えたほうがいい」
白飛びのホストの写真花の冷/喜奈子
「あー、いいですね」「フラッシュで白くしている」「いいなあ」「さすが、通ってるねえ(笑)」
花祭り女性がでかい幹を見る/小川まこと
「馬鹿らしいけどいいねえ(笑)」「見てる方は余計なこと考えちゃう(笑)女性が太い幹を見てるねえって(笑)」
ソメイヨシノにソメイヨシノと書いてある/喜奈子
(笑)「これは上手い」「いいねえ」「誰しもが分かるソメイヨシノのソメイヨシノって書いてある」「ナンセンスでもあり素朴でもある」「これ上手い」「俳句で繰り返しがあるのすごい」「成功したらすごい」
クレーンが映える夜空になつてきた/小川まこと
「昭和50年代に流行った。クレーンとか煙突とか。労働バンザイ」「プロレタリア俳句」
夜桜や絵馬にハートの溢れたる/桃猫
「きゅんきゅんしちゃう」「可愛い」
御神籤と柵で枯れ木を囲ひたる/小川まこと
「きゅんの後に一気に…(笑)」
神木に掃き寄せてある落花かな/翼
「あー」「いいですね」「その神社での千年くらいの樹齢のご神木に掃く、そういう儀式なのかな。あ、たまたま風でそこに集まったのかもしれない」「上手」
差入で頂いた鮭とば
二回戦
「北海道の地名」
春過ぎて小樽で硝子の熊を買ふ/ゆーり
「うん、うまい。そのまんまだけどリアルでいい」「小樽だと木彫りじゃない。お洒落な感じ」
楽しみはお汁粉網走エロ機長/光音座
(笑)「出たな(笑)」「エロ機長がついに逮捕されて網走に入れられて楽しみはお汁粉だけ」(笑)「全くわかんない」「作る方なのかな」
花疲サッポロ一番鍋のまま/たろりずむ
「あー上手いねえ」「これ上手い」「家帰って自分で作って皿に入れないで鍋のまんま」「ものぐさ感」「葱もいいや。卵は入れて」
そんなこと稚内よと馬乗りに/小佐治
(笑)「親父ギャグ」「親父です(笑)」
摩周湖の迷子放送春寒し/翼
「霧が深いんだよね」「東京のまりもっこりさん、息子が行方不明です」(爆笑)
旭川ラーメンすする花疲れ/桃猫
(笑)「似てる」「サッポロの方が上手い」「旭川ラーメンと言うことで東京っぽい」「花元気、花見ると元気になる。いいねえ。新しい季語にしよう」
小樽までフェリーで行つて酒を飲む/小川まこと
「普通にやりたい(笑)」「船の上で自販機で買うと酒税がかからないから安いんだよね」「船はサウナもついて気持ちいいよ」
※日本と外国を繋ぐ定期船の一部では酒税や消費税が免除になるので、船内の自販機で缶ビールを100円で売っているフェリー(稚内〜サハリンなど)がある
https://withnews.jp/article/f0150904003qq000000000000000W00o0201qq000012474A
思い詰めた人と富良野のラベンダー/ゆーり
「あー」「これはいいね」「薬師丸ひろ子のような」「ラベンダーは眠りの花ですから」
防空壕めきて富良野の春炬燵/翼
「一番北の町にしたかったんだ。炬燵が防空壕のようで」
僕の場所そのうち根室も札幌も/けんご
(笑)
海に向け知床全土牧開き/翼
「馬の放牧、牧場を開く」「ロシアに攻めて来いってことだよ(笑)」
丁度突起の付け根の辺りの名寄かな/小川まこと
(笑)「北海道の右上の突起のところ」
ニセコにてアン!ヌプリと挿入/小佐治
(笑)「あんぬくり(笑)」「どうしようもないな(笑)」
※ニセコアンヌプリはニセコの火山
北方領土返してあげる万愚節/桃猫
「面白いんじゃない?」「四国じゃないんだな」
鳥戻る二条市場は朝支度/喜奈子
「観光客向けなんだよ」「変な神社があるんだよ。細かすぎるよ(笑)」
札幌で出逢って函館に身を投げる/小佐治
(笑)「裕次郎だ」
知床の氷山溶けてなくなれ/けんご
(爆笑)「なくなれ」
流氷や妻は知床床上手/翼
(笑)「江戸時代みたいな(笑)」「妻は知床床上手(笑)」「♪はめてはみたが、さおだけ~♪」(笑)
春の夜のサッポロ一番敢えて塩/桃猫
「普通は味噌だけど」
根室から眺むる春の花火かな/たろりずむ
「これ戦争のことだろうね」「あー」「根室からロシア艦隊を見ていた」
マカロンのほろほろ春の羽幌町/みずな
「北方領土だよ」「それは歯舞」「西海岸みたいです」「アメリカみたい(笑)」「シアトル、サンフランシスコ、羽幌」(笑)
熊避けの鈴渡されて富良野かな/企鵝(きが)
(笑)「あー」「これあるあるですね。小学校で鈴を配られるんですよ」「へー」
ちんこのゆるキャラ「色丹」/菊池仙葉
(爆笑「ゆるくなくなっちゃうんじゃない?」「フォルムが気になりますね」「まんこのゆるキャラおしゃまんべ」(笑)
網走の十センチある薄氷/翼
「10㎝は薄いの?」
鰊避け生中出しの稚内/翼
(笑)「どうした」「妊娠、わっかない、コンドームがない」「これはアイヌのことわざだから」「中出したの?わかんない」(笑)
ちんちんしこしこ色丹です/菊池仙葉
「もういいよ」(笑)「戦争起きるよ」
札幌雪祭り裸芸人二人来た/小川まこと
「あー」「あるある」「これいいね」
除雪車が凱旋パレード滝川市/はる
「へー」「これは面白いね」「滝川でなくていいよね。もっと面白いところがいいよ」
網走の木彫りの熊の朧かな/桃猫
「朧じゃない方がいい」「春の月とかがいいよ、普通に」
ルメールは社台ファームに逆らうな/翼
「いよいよルメールは干されているからね」
留萌から上大岡まで春の虹/光音座
(爆笑)「上大岡が繋がった」「前に上大岡からマイナーな九州の句があったんだよ」「二コマしかないすごろく。留萌、上大岡、九州(笑)」
ススキノで何度目の朝蜆汁/喜奈子
(笑)「言ってることは分かる。とろろ汁とかにしたらいい(笑)」
売買(うりかり)の一億年の雪解かな/翼
「そういう地名があるんですか」「メルカリみたい」「氷柱を」(笑)「クール宅急便で(笑)」「面白い」「ここに遊びに行ったな。松山千春は北海道で聴くといいんだよ。東京で聴くと苛々するけど」(爆笑)
取り敢へず登る札幌時計台/小川まこと
「あー」「登れないよ。安田講堂じゃないんだから」「三大がっかり名所」「うちより小さいよ(笑)」
熊穴を出て朦朧と豊平川/喜奈子
(笑)「豊平川ってどこだろう」「よろよろしている感じ。分からなくても音でよろよろが伝わる」「これ、いいですね」
函館や元元彼と元彼と/龍
「いいっすね」「そんなもんだよね」「初めて来たね、綺麗だね、って二回言う」
ダイヤモンドダストニセコで見る/みずな
「見たい」「滝川で見れましたよ、朝6時くらいに」「海でキラキラ光る」「朝日なんだ」「ファイナルファンタジーでしか見たことない(笑)」
春の風邪流行る北見の農協に/翼
(笑)「いいんじゃない?」「今で言うとコロナのこと言ってるんだろうけど」「北見の農協が絶妙」「ホワイトベリーなんか農協のおっさんに全部中出しされて解散したんだよ」
大雪山山荘女将関西弁/菊池仙葉
(笑)「面白い」「移民の地」「♪ああ~たいせつよ~ 高田文夫が歌詞を書いているんですよ」
網走で十三度目の春惜しむ/たろりずむ
(爆笑)「春じゃなくてお前の人生を惜しめ(笑)なにかっこつけてんだ(笑)」「最初の2,3年は自分を惜しむけど、だんだん春を惜しむように(笑)」「死刑囚でも春を惜しむかもしれない」「網走は罪の重い人が入るからね。我々のような軽犯罪じゃ群馬とか変な方に行くよ(笑)」
富良野女子ワンチャンあるかも冬の夜/けんご
「富良野より港町の女の方がやらせてくれるよ。富良野じゃなくてフェラのの間違いじゃない?(笑)」「16歳上の女だったり」「漁師の女に手を出すと回でボコボコにされるよ(笑)」
婆さんが爺さん殺す熱郛(ねっぷ)かな/小川まこと
(爆笑)「よく分かんないけど、ねっぷって感じかする(笑)全然分かんないんだけどね」「おといねっぷのことなんだね」「かなり北だね。ねっぷ、音がいい」「アイヌ風土記になってきた」(笑)
土方の如き桜や五稜郭/企鵝(きが)
「どかただよ(笑)」「ひじかたでしょう」「どっちで読むかで違ってくる」「これ、どかたではないでしょう(笑)」「日雇い労働者ですよ」
以上で終了です!最後までお読みいただきありがとうございました!