「令和4年3月16日23時36分頃の福島県沖の地震」
はマグニチュード7.3、最大震度6強を記録。
東日本の各地で断水や停電が発生したものの、この地震に特別な名称が付くことは無かった。
零回戦の正解は「初音待つ」
初音はその年に初めて聞く鶯の声のこと。
虚子は1874年(明治7年)2月22日生まれ、1959年(昭和34年)4月8日没
全員不正解。
句会でぼた餅を頂いた。
彼岸に食べるうるち米と餅米のあんこ餅を、春は「ぼた餅」秋は「おはぎ」と呼ぶという説が多く見られるが、実際には地域差の多い言葉である。
粒あんを「ぼたもち」、こし餡を「おはぎ」と呼ぶところもあれば、春秋ともに「おはぎ」で統一しているところ。原材料の違いとして、もち米を主とするものを「ぼたもち」と呼び、うるち米を主とするものを「おはぎ」と呼ぶところ、餡をまぶしたものが「ぼたもち」できな粉をまぶしたものが「おはぎ」と呼ぶところなど、地域によって実にさまざまな定義が入り乱れているところもあります。
「おはぎ」と「ぼたもち」の違い 開運堂 より引用
さらに、お茶請けとしていただく地域や夕食の主食として「おはぎ」を召し上がる地域もあります。
一回戦
「ぼた」または「たぼ」の音
風光るボタニカルショップの憂鬱/みずな
「風光るが溌剌とした感じだから、憂鬱と合わないかな」「なんとかの憂鬱はちょっと古いけど、ボタニカルショップは面白いね」「オープン三日にしたら面白い」「売上が上がらない」(笑)
袖の釦取れかけてゐる遅日かな/翼
「上手なだけだなあ」(笑)
肌寒し土筆の子らもサボタージュ/小佐治
「サボタージュは反戦活動ですね」「つくしの子らが、にして能動的にしたらいい」「肌寒しもいらないかな」
ターボチャージャー付きのシーマで卒業式/遊鬼
(笑)「日産のヤン車」「高級車なんですけどね」「横浜はいっぱいいるよね(笑)」
さびしんぼたくさん飛ばす石鹸玉/喜奈子
「あー」「淋しがりやだと分かりすぎるから、暴れんぼにしたらいいよ(笑)元気になる」
核兵器のボタンを押せば豚登る/桃猫
(笑)「タイムボカン(笑)」「ポチッとな」「世代が分かる」
閉まるボタン連打してゐる春日傘/たろりずむ
「あー」「イライラしてる景が見えるね」「更年期障害(笑)」「上手い」
春泥や久保田と云つたら万太郎/菊池仙葉
(笑)「もうちょっとお洒落な季語がいいよ(笑)」「久保田と言ったら萬寿でしょ」
※1928年発表の久保田万太郎の小説が「春泥」
骨壺におさまる不思議ぼたん雪/桃猫
「うまいんじゃない?こんなちっちゃいのにおばあちゃん入るの?っていう」「無理矢理ハンマーで砕いて入れる」「ハンマーと塵取りで骨壺へ入る」
ぼたもちを昔話のように食う/小川まこと
「あー、日本昔話の」「おらぁ、ぼたもちが食いてえなあ」(笑)「市川悦子さん」「両手で顔の横にあんこつけながら食べる」「いいですね」
塩味のぼた餅もある花見かな/桃猫
「いいですね。も、がいい。あんこもあり、唐揚げやチャーシューもあり」
先生!久保田が屁こきました!/風の日の扉
(笑)「うるさい!そんなこと言わなくていい!(笑)」「久保田の『ぼた』がうんこっぽい(笑)」「さ行が屁をこく。か行とた行の人がうんこだと思う(笑)」
腹冷えて手刀で斬っているボタン/小川まこと
「うんこ洩れるからズバッとボタンを(笑)」「どんだけ激しいんだ(笑)」
片棒の久保田は多忙で母体のボタンが牡丹柄/菊池仙葉
(笑)「よく言えました。早口言葉(笑)」「寿限無寿限無みたいな」
ぼたぼたと花粉に抵抗した証/翼
「あー上手いですね。抵抗が効いてる」「本来、人体に無害だから抵抗も何もないんですけどね(笑)」
ぼたんぼたん乳房で叩く由美子かな/風の日の扉
(笑)「汚い擬音だな(笑)」「おっぱいのことをぼたんぼたんと表す(笑)」
花盗人片棒担ぐ春の風/小佐治
「花盗人で季語になっているから春の風がいらないよ」
啓蟄の母体の揺らぎ易きかな/翼
「あー」「『やすき』って安心できるのかな」「安定期に入っている?」「母体は地球のこと。地震が多いってこと」「あー」
つくしんぼ食べたら犬のいばりの香/たろりずむ
(笑)「犬のおしっこ」「生で食わないよ(笑)」「蓬は結構、犬のおしっこの匂いがするよ(笑)」
さくらんぼたいした桐の箱で来る/喜奈子
「いいですね」「佐藤錦ってでかでかと」「金色の筆文字で書かれているけどアメリカンチェリーが入っていたり(笑)」
通信簿たくさん1が並んでる/たろりずむ
(笑)「あー」
たまごっちのボタン電池にある命/龍
「あー可愛い」「電池がなくなると死ぬ」「電池のサイズをすぐ間違えちゃう」
べた惚れの男に作る桜餅/遊鬼
「ホモ臭いな(笑)」「なんで分かったんですか(笑)」
おこりんぼ種蒔すれば種投げる/喜奈子
(笑)「セックスの方なのか(笑)」「お前の畑が悪いんだよ!(笑)」「もうやだーって(笑)」「こっちを、さびしんぼにしたら、不貞腐れて、ぽいってする感じになる」「なるほど」
電話機にボタンの多し春眠し/桃猫
「分かるけど、俺もトイレにボタンが増えすぎたって句を作った」
春愁や第二ボタンが空いた人/小川まこと
「私が3年生のボタンを貰いたかったけど他の人にあげちゃった、っていう」「古いねえ(笑)急にださくなったなあ(笑)」
春一番ジャンボタンメン完食す/龍
「もやしが2kgくらい入っていそう」「春一番が底抜けに明るい(笑)」「ジャンボタンメン、まずそうだ(笑)」
つくしんぼ立って食う蕎麦二百円/喜奈子
「いいんだけど、つくしが立っている人の形状に見えるかな」「今は350円とかになってるね」「つくしんぼだと軽いかな。労働の感じが見えた方がいい」「昔ながらのきったないそば屋で親父の指が突っ込まれたようなのが出てくる…」(笑)「抗議したら、サービスだよ、って言われたことがある(笑)」
ボタニカルアートの部屋に春日差す/翼
「ボタニカルは植物柄」「春日差すが、まんまかな」「お洒落俳句だよ。これくらい書いとけば老人が喜ぶ」(笑)
妹が発見されたボート小屋/たろりずむ
(爆笑)「これは事件ですね」「監禁か殺人」(笑)「湖畔なんですね」「誘拐の宝庫」「都心で拉致ってね」(笑)
綿埃舞ふを見てゐる春の昼/遊鬼
「春埃って季語あるからね」「枕が叩いた瞬間にわたがぶわーっとなったとか、精子に見えるとか、そういうところまで書いてもいいかもしんない」
藤川と久保田以外は春休み/翼
(笑)「なんですかこれ」「JFK。阪神のピッチャーでいたんだよ。みんな知らないの?」
ヒトカラで久保田利伸春寒し/小佐治
「暑くしてやってよ。せめて(笑)」「久保田利伸はアメリカに移住して帰って来ないんだ」
また僕を捨てるのですか牡丹の芽/遊鬼
「牡丹って剪定するかな。牡丹が少し合ってないかな」「でも上手いね」
サボたらタメよ比人の柏餅/翼
(爆笑)「サボッタラタメヨ(笑)」「駄目です(笑)」「花畑牧場の田中義剛、今回の事件でイメージ悪くなったねえ」
どこ行った?ぼくの可愛い百千鳥/みずな
(笑)「この老人の感じがいいねえ」「♪ぼーくは泣いちっち♪」「古い(笑)」
多忙です心を亡くしてます菫(すみれ)/桃猫
「最後の菫がなあ。音が重いかな」「それは動くね」「もっとクールな花がいい」
蛇穴を出づボタニカルアートから/小川まこと
「アナコンダ」(笑)「春になって穴から蛇が出るように、ボタニカルアートから蛇が出るんですね」
坪単価由美子と聞けり春の風/風の日の扉
(爆笑)「面白い!」「二人で家買おうとして、不動産屋でこの辺の坪単価は、って聞いてる(笑)」「まず住宅用の土地を聞いて」「話にロマンがありますね」「こういうふうに春の風をゆったりつけるといいね(笑)」「初老のカップル」「確かに若い人は聞かない(笑)」
三月の第二ボタンをぶつけあう/小川まこと
「男子生徒同士でね」「とってもらえなかったから余ったから(笑)」「ぶつけあうより…隠していたけどホモカップルだとか」「でもぶつけあう方が素直」
かくれんぼ多分明日は無き炬燵/喜奈子
「上手いですね。直しようがない」「でも子どもはこんなこと思わないよ(笑)子どものふりした老人だと思う(笑)」「昨日まで隠れられた炬燵があった、なら分かる」
落椿多忙な人の目の前の/小川まこと
「ぽとんと落ちる。過労死の代名詞」
ぼたぼたと涙鼻水啄木忌/桃猫
「言い過ぎてる」「ぼたぼたと何か流れて、にした方がいい」「これだったら寺山忌がいいよ。そっちの方が合う」
通信簿田んぼに捨てて卒業す/喜奈子
「漫画の見すぎじゃないかな(笑)田んぼに捨てるかな」「農業高校なんじゃない?(笑)」
葉牡丹に落ちた吸い殻足で払う/菊池仙葉
「作りすぎたなあ。葉牡丹は襞があるから中に落ちたら払えないと思うんだ」
母体保護法の同意書春麗/龍
「中絶のサインだね」「うららじゃないよ(笑)」
春愁やわたしのボタンコレクション/みずな
「面白い」「貝のボタンとかね。いっぱいあるよね」「使うわけでないけど可愛いから集める」「私の、の使い方が面白い」
釦(ぼたん)縫う糸を噛み切る春愁/桃猫
「春愁でなく、もっと春の優しい季語がいい」「歯がないから切れない(笑)」
第二ボタンやるから胸を触らせろ/翼
「そこまでして欲しくない(笑)」
好きな子の頬に牡丹の咲く季節/菊池仙葉
「赤くなるってこと?そんな言い方しないと思う(笑)」「彫りたいな、にしたら(笑)」「これはどういうこと?」「ニキビのことです」「なるほど」
あたぼうよ柳も芽吹く江戸っ子でい/小佐治
(笑)「芽吹いたのはお前のおかげじゃないだろ(笑)」「ニセモンの江戸っ子だ」
メーデーのボタンホールの赤い花/遊鬼
「ジャケットの胸の部分のバッチをつける部分ですね」「お洒落すぎかな」
牡丹鍋食い納めする和尚の家/小佐治
(笑)「なんで和尚の家」「いや、ぼたんだから植物ですよって(笑)」「これから出家するから食い納めなのかな」「猪、美味しいよね~」「西荻の和尚の家の牡丹鍋」
甘えんぼたまに春雨には濡れる/喜奈子
「春雨は大人のイメージだなあ」「春雨に初めて濡れた甘えんぼ だったら分かるなあ」
二回戦
「持」の字
金持ちの子の家でする花見かな/たろりずむ
「デヴィ夫人ですか(笑)」「本当の金持ちだったら桜植えるかもしれないけど、世田谷に三億の家くらいだったら建蔽率ぎりぎりで建てるかな(笑)」「屋上じゃない?」「東北の金持ちなんだよ」「豪農の家とか」
持ち手だけ凶器みたいな傘だった/小川まこと
「拳銃の取っ手の形の傘なのかな」「ちんこの形?」(笑)
蹴り足は左お箸は右手/風の日の扉
「中村俊介?」「持の字が入ってないです(笑)」
矜恃という程でもなくて桃の花/みずな
「短冊に『(字が違ったごめんなさい)』って書いてあるけど、大丈夫です」「桃は可愛い花だから、矜恃とは合わないかな」
※きょうじは「矜持・矜恃」両方OK
ごみ袋だけ持ち出して春の昼/小川まこと
「サークルで花見したとき、良い人がゴミ袋持ってくるのかな」「中身が入っているんじゃないかな」「昼前に捨ててる」「人間の肉が入っているのかな」
金持ちに混じりてヒルズ春休/桃猫
「混じるというほど混じれない。服とかで分かる。金持ちの仲間入りの気分なのかな」
カツラ持ってる?/風の日の扉
「超かっこいい」(笑)
持ち込みで支へられたる花の寺/翼
「なるほど。一升瓶とかを住職が…」「桜が満開の寺に勝手に花見をするから、持ち込むんですよ」「下5を砂の城にして」
春愁に持田製薬効いてきて/小佐治
「持田製薬、皮膚炎向けの抗菌シャンプー(「フルフル」ブランド)が有名」
しらんがなそんなはな/よね
「持の字が入ってない(笑)」
持ち時間使ひ切つたる啄木忌/翼
「これは焦りが出てる。脇から汗が出てね。将棋なんかで、1分が5秒に感じる緊張感」
人形を持って話しかけてくる/風の日の扉
(爆笑)「いるいる」「野毛にいっぱいいる」「旦那さんが保護者で」(笑)
春の窓診断書だけ持参する/小佐治
「春の窓がちょっとなあ」「病院にありそうな花がいいよ」
子持ちハゼ嫁の旦那のはなしかな/みずな
(笑)「ヨネさんへの挨拶句」「子持ちの女に騙されちゃったね、みたいな」
持久走頑張っているやつがいる/小川まこと
「中学生くらいだと真面目に走るのがダサくて、体育で一生懸命だと目立っちゃうんだよ」「ちょっと手を抜いたりするんだよね」「元陸上部の方でした」
持ち歌を花見で歌う直太朗/喜奈子
「♪さくら、さくら~♪」「♪ぼ~くら~は~人間じゃない♪」
そんなのはクロンボだ/よね
(笑)「なんだそれは」「どこに持が入っているんだ(笑)」
持ち持ちの自風の北や山笑ふ/翼
「麻雀用語ですね」
※麻雀牌は1種類につき4枚で、基本的には一人が4枚のうち3枚集めることを目指す。手元に2枚あって1枚誰かが捨てればポンで頂くことができるが、二人で2枚ずつ持ち合うと場に捨てられず手が進まない。この句では自風と言っているので自分が北家、ほかの三人は北がオタ風(集めても役にならない)なので、自分だけしか必要としないはずの北が場に捨てられないことをもどかしく思っている。山笑うというのは春の山が明るくなる様子だが、流局して手牌を開いたときに、それまでの真剣勝負の静寂が一転し「なんだよ持ち持ちじゃねーか!」という明るい声が響く様子とも解釈できる。ツモの流れが悪く「山に笑われている」ことを自嘲しているのかもしれない。
金持ちの彼氏が叩く春休/遊鬼
(笑)「この叩くが面白いね」「お金持ってるほどSなんだよ。志が高いとMなんだよ」「六本木でSMプレイしてそう。首絞めプレイとか」
花の下例の子持ちの女だな/翼
「あの例の子持ちのだな、というだけですね」
春日傘持田香織と子をあやす/小佐治
(笑)「早いよ、まだ生まれたばっかだよ(笑)」
持つ者と持たざる者の花見かな/龍
(笑)「嫌な句だね(笑)楽しくないよ」
春眠し持統天皇まで持たず/喜奈子
「あー、いいね。授業受けてるんだよ」「神武天皇がいまして…から始まって」「これいいなあ。百人一首でもいいね。持統天皇、四番目くらいだから」(※二番でした)「百人一首を覚えようとしたけど、諦めたんだね」
今お金持ってないけどわかめ酒/桃猫
(笑)「なんだよ」「ワカメ酒のときはいつも5万払うけど今日は2万しか持ってない。けど、やっちゃう(笑)」
四月馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿病気持ち/翼
「ばかばかばかばか病気持ち♪」「ばかばかばっか、にして音を整えたらいいね」「性病のイメージで作った」「ばかばか!なんで梅毒隠してたの!」(笑)
持ち物検査に引っかかる検査キット/みずな
(笑)「日本も草くらいOKにしたらいいのにね」
おい、お前、何持ってんだよ!/風の日の扉
(笑)「たまにお母さんの下着を間違えて持ってきちゃう」
肝臓を持ち寄る船や春の潮/桃猫
「北朝鮮やカンボジアの臓器売買を舟でやりとりしてるのかな」「漁師が俺達酒に強いよね、と自慢しているんじゃないかな。肝臓だと酒のイメージが強いね」
春の雨持ちたくなって外に出る/小川まこと
「新しく買った傘をデビューさせたいんじゃないかな」「持ちたくなって、は何だろうねえ」
職歴と持病の多き新社員/桃猫
(笑)「とるなよ(笑)」「面接しちゃ駄目だよ」「飲食店従業員飲食店従業員…」「四国はロクな人材がいない(笑)」
入学の持ち物検査パパ逮捕/龍
(笑)「なんか捕まるんですね」
獺魚を祭る持続可給付金/喜奈子
「おー」「これいいんじゃないかな」「幻のようなものだから」「今度老人に五千円を配るって。手数料の方がかかるよ」「国から二百万円くらい入って嬉しくて地面に並べたんじゃないかな」
※獺魚を祭る(かわうそうおをまつる) 初春の季語
二十四節気の一つ「雨水」(2月19日頃)の初めの七十二候「獺祭魚」より
持久力腹冷えてから出るまでの/小川まこと
(笑)「うんこしたくなって家までダッシュしてる」
陸上とバスケ掛け持ち風光る/たろりずむ
「これはモテるんだよねえ。いいとこ取り。リレーだけ出てくれって頼まれちゃった、っていう。学年で一番モテる男」「キラキラ男子」「俺なんか数独部だったよ」(笑)
持つたびに腰のラインが細くなる/小川まこと
「これは介護俳句ととるか」「腰のラインっていう言い方がエロいから、セフレかな。抱くたびにまた細くなった?っていう」「持ち上げる方じゃない?」
持ち切れぬほどの筍玄関に/翼
「上手い。玄関に、が上手い」「山持ってる人とか親戚とかね」
つかれてる漢字で書けよ辛いか/よね
「辛いと辛いは漢字が似てるじゃん」(笑)
いやあ、持ってますねえ/風の日の扉
「持ってるって誰が言い出したんだろうねえ」
首根っこ持って捨てたる子猫かな/桃猫
「愛情ねーな(笑)」「猫って首根っこ持つと落ち着くんですよね。母親が持って運ぶから」
やっぱっり六本木ヒルズ/よね
(笑)「ヒルズに行ったことない」
右端に持つジョーカーや春炬燵/たろりずむ
「ババ抜きの句としてもいいし、大富豪の句と読んでもいい。やっぱり、ババ抜きかな。ひきやすそうなポジションにババを置くんだよね」
淡雪や組を持たせてもらへずに/たろりずむ
「ああ、いいですね」「雪が効いてるねえ」「任侠映画」「教員かと思った」「あー、それだったら緑の感じ、葉桜とかがいい」「淡雪だとやっぱりヤクザかな」
突然に子持ちとなりて春炬燵/遊鬼
「言ってること、分かりますね」
持つたまま眠る拳銃春の泥/翼
「ゴルゴ俳句」「対戦車砲とかにしたら?」「ジャベリンとか」
遠足に何も持たずに参加する/遊鬼
「かっこいいね!一人くらいいてもいいね。貧乏隠しかもしれないけど。弁当作ってもらえないだけなんだけど、『何も持って来たくないんだよね』って」「蜜柑だけ持ってる(笑)」「かっこいい」「バンカラで蜜柑だけ持ってる」
羽が翼/よね
「挨拶句です」(笑)
持参金付きで来りし春ショール/遊鬼
「古いなあ。物語が(笑)」「今、持参金付きっていないよなあ」「一千万くらい持ってきてくれる」
植木市持ち場は離れずにナンパ/喜奈子
「あ、これいいね。二十代の植木屋さん、イケイケだよね」
所持金が尽きかけてゐる石鹸玉/遊鬼
「しゃぼん玉だと比喩になっちゃうからなあ」「全部買っちゃう人なんだろうね」「所持金を記憶している、にしたらいいかも」
ぶらんこの持ち手が白く汚れたる/翼
「変質者が来たのかな。白く汚れるって普通言わないから、やっぱり、ぶらんこに精子かけられたのかな」「翼さん」「やっぱりすごい犯罪者だ(笑)」「ぶらんこだから大丈夫」「器物破損ですよ(笑)」
以上で終了です!!最後までお読みいただきありがとうございました!!