屍句会報2022年2月4日(金)

正解は「春浅し」

抽出は「ひきだし」と読む。「ちゅうしゅつ」と読んで勘違いした人が多かった模様。

大寒過ぎて立春。なかなかスムーズに暖かくはならないものだ。

本問は全員不正解。

リニューアルした砂の城の床に福豆は残っていない。

一回戦「粒で数えるもの」

春の夜の血豆だんだん黒くなる/翼

「春が深刻じゃない感じ」「スーファミのボタン連打でできましたよね」「(笑)挟んだり、トンカチでできるんだよ」

陽性の子と花種を撒いている/桃猫

「陽性があまり効いてないなあ」

靴の中の小石ですね/風の日の扉

「ですね、っていうのは人に対しての返答」「なんかむずむずする感じ」「石ってどっから来るんだろうね。めんどくさいよね」「小石と新宿駅まで連れてったら面白い」

遊ばれて口中に残る春の土/遊鬼

「まわされたのかな」「遊鬼さんです」「まわされたんだな(笑)」

豆撒の済み舌に乗すゾルビデム/喜奈子

「眠剤の一つ」「隅だと細かすぎるかな」「豆拾いついでに眠剤も、みたいな」

ごはん粒つけて布団をたたきけり/桃猫

「一瞬まとまっているけど、ご飯粒が効いてないかな」

春立ちて背中の黒子の数え方/響子

「夏だと意味が合いすぎちゃう」「春は合ってるけど世界観がちょっと古いかな」

お守りにビーズでできたチューリップ/龍

「可愛いけどお守りが言いすぎかな」

柿ピーの欠片の触れる古コート/企鵝(きが)

「久々に出したポケットのコートのポケットに入ってたのかな」「触れるコートの手にしないと、コートが柿ピーに触れることになっちゃう」

さつちやんは小粒でもピリリと可愛い/翼

(笑)「ことわざ(笑)」

四裂した黄花は春に息吹いて/菊池仙葉

「四裂が効いてる」

眠剤の後一粒や春の星/翼

「既視感はある。でも春だから気分が高揚する。頓服も飲もうか、オーバードーズしようかというのは分かる」「春の星以外は合わないよね」

一切れに一粒とはいかぬ苺かな/響子

「ケーキをホールで買ったら六粒しかないけど八人いる」「あー」

春風やアーンとたらこスパゲッティ/桃猫

「面白いね。あーんとたらこスパゲティは合う」「ぽろぽろこぼれそう(笑)」

チョコレート余つた豆に塗つて売る/たろりずむ

(笑)「バカらしくていい」「よくあるよね。好き」

パキシルを飲んで臨める大試験/遊鬼

「そういう人が人を刺す(笑)」「ぱきっとアッパー系」

ロキソニンたくさん残し冬終る/企鵝(きが)

「あー」「歯医者で過剰にもらうんだよね」

節分の豆ボリボリと食ふ由美子/風の日の扉

(笑)「写生句(笑)」「年の数だから三十かしら」(笑)

口の中潰れぬイクラ冬終る/企鵝(きが)

「口の中で潰れない。歯がすきっぱで」「冬終わるが全然ダメだけど(笑)」「お正月にしたらいいよ」

春の砂浜一人になりたくなくなくて/龍

(笑)「♪なくなくなーい~?なくなくなくなくなくなくなーい?」「なんの歌だっけ?」「今夜はブギーバッグだって」「あー!(笑)」

ぶらんこに乗せてくれたらガムあげる/五十嵐箏曲

「おじさん」「ぺって食べ終わったガム(笑)」

梅ちゃんの鼻から出てきた豆拾う/よかちょろ屋こうたろう

(笑)「豆飛ばす芸人がいたんだよ」

春服の赤きビーズが解け落ちぬ/遊鬼

「落ちない、の方かな」

一粒に露助が七人征露丸/よかちょろ屋こうたろう

「もともと征伐の征の字だったのが、正になったけど、この句はちゃんと征になっています」

二粒の雪の礫で雪達磨/小川まこと

「理屈が見えるかな」「5㎝くらいの雪だるまだとは分かるんだけどね」

固いものが触れてゐる/風の日の扉

(笑)「なんだろう」「粒はなんだろう」「乳首だよ」「そうなの?(笑)」

綻びし小豆枕や春の霜/こはく

「春の霜がなあ」「春は曙あずき枕のほころびて くらいがいいよ」「あー」

パイの実と言う時緊張が走る/風の日の扉

(笑)「うまい棒ですか」

朧夜にくすぐったいウニ受精卵/光音座

「うに受精卵ってどういうことだ」「細胞分裂の感じ」「受精卵は海胆っぽい」「言葉の置き方が独特すぎる」「分かる気もするし」「光音座さんの句は夢見心地(笑)」

粒選りの少年幼女春浅し/こはく

「武家屋敷の感じ」「エッチな芸能プロダクションの感じも(笑)」

ぼとぼとと唾液を採取新社員/遊鬼

「コロナの検査をしなければならない」

しやりしやりと米研ぎ上手な女でした/響子

(笑)「地方の死亡欄に載ってそうだなあ」

鶯に梅干しの種発射せり/翼

「投げつけたりする感じ。鶯だから梅干し好きだろって」「口からぷっと出すんだよ」

餓死したる子供の口から春の泥/遊鬼

(笑)「重たい」「凄い句だなあ」「救いがなさすぎるよ」

百那由多粒の魚卵や足痛し/たろりずむ

「数の単位ですね」「那由多不可思議無料対数」「無数の魚卵を食べて痛風になったと言いたいのを面白おかしく書いている」「百那由多の響きがいいねえ」

レガッタの櫂に弾ける水面かな/遊鬼

「長谷川櫂の櫂ですね」「キラキラしている」

お手玉の小豆を撫でて祖母偲ぶ/小佐治

「ドラマみたいだなあ」「あるあるかな」「お手玉はいいから、他のドラマを」「一つ噛んでみる、とか」「あー」

おにぎりの海苔に飯粒春かなし/たろりずむ

「ついているの当たり前じゃないの?」

ムシューダの紙袋のみの春衣/遊鬼

「防虫剤」「中身が揮発した」

ボブ・マーリー静かに奏づ春の雨/小佐治

「ショパンの雨垂れってあるからな。ボブ・マーリーは夏の元気なイメージ」

春昼や気が滅入るほどビーズ編む/五十嵐箏曲

(笑)「これいいね」「気が滅入るほどがいい」「自粛への嫌味」

春の恋ほくろの数で占へり/あわ

「四十年前の女子高生(笑)現在七十才」(笑)

義士の日や苺ケーキを切りまくる/小川まこと

「赤穂浪士」「洒落にもってった気がするかな」

大福の苺にはしゃぐ小学生/桃猫

(笑)「いいじゃん、小学生なら」「苺は夏だからね。間違いやすい季語」

ねえキャンディ昔はそばかすだったけど/響子

「キャンディ・キャンディ」「歌詞そのままじゃないか(笑)」

砂粒を噛んで離さぬ浅蜊の莫迦/こはく

「馬鹿まで言うと」「そんなに怒らないでいいじゃないか(笑)」「砂抜きしたはずなのに砂吐いてないじゃん、って」

爺ちやんに歳の数だけ乳ボーロ/たろりずむ

「ニューボーロ」「卵ボーロ」「あれはあれでむせるんだよ(笑)」「溶かせば飲めますよ」

残雪に福寿草の花散りばめて/菊池仙葉

「お正月の花」「福寿草くらいしかないもんな」

節分や踏まれる前に掃いておけ/翼

「亭主関白ですね」「掃除をしとけっていう」「踏まれる前にルンバ来るがいいんじゃない?」

目借り時群れた真珠を飾りとす/五十嵐箏曲

「群れた真珠が分からないなあ(笑)」

ポイフルのピンクを最後まで食べぬ/桃猫

「あー」「いいけど、残すの方がいいよ」「ポイフル食べる人は、食べぬ、って言わないよ(笑)」

五色豆のやうな化粧の春上司/光音座

「五色豆って雛祭りのあられ」「元KKKの(笑)」

そら豆投げまた離縁状叩きつけ/みずな

「空豆が健康すぎるかな」

え!胡麻かけ過ぎやろ/風の日の扉

(笑)「そばかすの語源になっている…嘘だよ」

ざらざらと豆食う祖母は92/小指つめ子

「ざらざら、いいね。祖母が何歳でもいいけどさ(笑)」「老人ってざらざらしてるよな」

一粒のうんこを残し仔猫死す/遊鬼

(笑)「いいんじゃないかな(笑)」

大試験長髪に秘すAir Pods/喜奈子

「カンニング」「昔、映画があって髪のくるくるしたところに答えを書いてましたね」

遠足のサクマドロップスを口移し/遊鬼

(笑)「偏差値20」

遠足にハイチュウはOKですか?/風の日の扉

(笑)「チューハイはOKですか」

春近し苺の黒い粒の照り/小川まこと

「分かるけど照りはちょっと無理だろうなあ」

もうだめぽ涙ぽろぽろ春浅し/桃猫

(笑)「これいいね」「もうだめぽが新しい」「マイメロ俳句」

蛸焼きで火傷をしたる春隣/翼

「春隣が普通だなあ」「普通でいいんだよ(笑)」

塩粒をはたいていたる通夜帰り/小佐治

「体にお清めの塩を」「家に入る前にね」

なまはげのための涙をいく粒か/五十嵐箏曲

「難しいところ」「大人がわざと泣いたのかな」「なまはげ役のために子どもが泣いてるのかと思った」

切れ切れの別れ話や春怒涛/遊鬼

「とぎれとぎれの意味だね」「ダンスのキレキレになっちゃうから」「キレッキレの別れ話じゃ変だよ」

同棲の節分に投ぐアポロチョコ/喜奈子

「彼氏と同棲しててね」「ちょっと甘すぎるかな」

チワワの頬で拭ふご飯粒/風の日の扉

「汚いなあ(笑)」

ポイフルの春をむりやり詰めし色/五十嵐箏曲

「これはいいですね」「うまい!」「満点だ」「むりやりの言葉のチョイスがさすが」

ライ麦がそのまま出てきてオヨネーズ/よかちょろ屋こうたろう

「♪おらと一緒に暮らすのは~」

丸薬をぽりぽり噛みて春を待つ/桃猫

「丸い薬のこと」「老人はすごい量の仁丹飲む

春炬燵小豆を選別してをりぬ/遊鬼」

「選別ってするの?」「高級なやつとそうでないやつと」「特Aランク」「水に浮かべたりする」

ばあちゃん、めっちゃ薬飲んどるんやね/風の日の扉

(笑)「食後にごそっと出す」「籠で持ってくる」「食事用に薬用のプラス一杯の水」

胡麻塩の鬢を撫でたる春炬燵/菊池仙葉

「わびしいなあ。他の事したら?(笑)」

立春大吉粒粒全部プリン体/翼

(笑)「縁起がいいですね」「痛風」「熱海の創作寿司屋美味しかったなあ」

アンパンの芥子の実ほどのあいつかな/響子

「あれはゴマ?」「罌粟の実ですよ」「あいつは小さい存在だってことか。気にしなければいいのにって」

大粒の汗のシェフやな/風の日の扉

(笑)「発見が絶妙」「フレンチ食べに行ったら汗っかきのシェフ」「中華のイメージ。チャーハンじゃない?」

風邪薬飲んで失格冬季五輪/たろりずむ

「そうでしょうね。風邪薬駄目なんだよね」「蓋開いてるのは全部駄目」「ライバル選手に平気で飲ませるからね」

今年また来たる粒よりの新社員/遊鬼

「そんな明るいイメージじゃないよ」

味噌汁の蜆の数で揉めてをり/たろりずむ

(笑)「これはいいねえ」「浅蜊じゃないところがいい」「身を食べない人だって多いのに、お兄ちゃんの方が多いってお母さんに文句言う」「カップのやつで毎回数えている(笑)」「前回十二個あったのに今回八個でした。お金返してくださいよ(笑)」「こんなことで揉めるくらいの余裕」「余裕を持ったクレーマー」

一粒と数えて乳首春愁ひ/翼

「乳首に走りました(笑)」「小さかったんですね」「これが女心だよ」(笑)

二回戦「太陽」日・陽でも可

陽だまりをはまぐり汁の閉ぢ込める/五十嵐箏曲

「はまぐり汁が閉じこめたのか」

各停で太川陽介と春の旅/響子

「るいるい」

太陽に着く風船もありぬべし/翼

老婆の瞬き一回陽が落ちる/きもと

「すごいスパンの人生(笑)わりといいよ」「時間の感覚が長いんですね」「漢詩の世界」

亀鳴ける時太陽も叫びけり/遊鬼

(笑)「嘘に嘘を重ねた感じ」「亀が鰓を鳴らしてる動画もありましたね」

太陽がぎらぎら子猫殺したり/桃猫

ブルースと斜陽を愛すヒヤシンス/みずな

(笑)「太宰」

太陽やてんとう虫のまだらばね/小川まこと

太陽に黒点のある多喜二の忌/遊鬼

「あー」「これいいね。拷問の痕のよう」「うまい」

太陽の周りに髪が生えている/小川まこと

「なんだか気持ち悪い(笑)」「太陽にちんちんが生えているっていう子供の最初の幻想」

スケートに少し行きたくなる日差し/五十嵐箏曲

「いいね」「上手い」「五十嵐上手だなあ」

あの人は今太陽とシスコムーン/よかちょろ屋こうたろう

(笑)「二十年以上前に出たモーニング娘。のお姉さんアイドル」

春闘や太陽の旗を掲げたり/遊鬼

(笑)「赤旗の(笑)」「ど左(笑)」

囀りにあたらぬやうに日射し降る/翼

「綺麗だけどね。日差しの方が気をつかっている」「上手だねえ」

逆光が苦手でどうも鳥交る/五十嵐箏曲

「苦手でどうも、で切るのかな」

今日も土偶を焼いている/風の日の扉

(笑)「土偶面白いね」

太陽を赤で描いて春を待つ/桃猫

「いいけど赤がやりすぎかな」「赤い絵の具を少し混ぜる、くらいでいい」

半日村と呼ばれ増えゆく雪女/みずな

「反日じゃないのか」「半日村、本のタイトルらしいですね。一日の半分しか日が当たらない」

春日向ガールズバーのバーベキュー/たろりずむ

「ちょっと明るすぎるかな」「パリピですね」

太陽に遠足に行く前澤氏/遊鬼

(笑)「これいいですねえ」

陽の光固めてできたちんすこう/小佐治

(笑)「沖縄はあったかいですよ」「コピーの中で上位だ(笑)」

太陽を鼓膜に当てて昼休み/龍

「ベンチでごろ寝って感じだね」

辻ちゃんのほらほらあの人寒戻る/きもと

「杉浦」「あー」「太陽君の名前が出てこないのか」

太陽の絵を描き春の心理テスト/響子

「春が効いてない」「この子は虐待されてますね、とか」「太陽の絵を描かされている入社式」「ああ、いいですね」「燃える心を持ちましょう!って社長が洗脳して」

サンシャイン60の陰シクラメン/翼

「サンシャインってでかいから東池袋に影ができる。綺麗だなあ」

南仏の面舵一杯僕ドロン/きもと

「南仏の…うーん歴史?」「太陽がいっぱいっていう映画の」「ドロンしますじゃなくて、アラン・ドロンか」

よく寝ての日差しと蝶のあいまいさ/五十嵐箏曲

「蝶まで上手いけど、曖昧さ、がなあ」

春の日に登ってゆく母の煙/小指つめ子

「これは死んだ母」「いいかも」「チンしといて(笑)」「レンチン派」「煙が出ないから無煙仏(笑)」

太陽に灼かれて自給800円/よかちょろ屋こうたろう

(笑)「市民プールの監視」

太陽をぶん殴り返す不眠症/光音座

(笑)「アンサー句」

日暮れ時半額シールや春愁/あわ

「愁いまで言わなくていい。日暮れに半額シールを貼るものだしね」「シールが重なってく先行句があるしね」

富士そばでも日高屋でも噎せる/風の日の扉

(笑)

雪折れの雪融けていき折れた枝/小川まこと

「これは当たり前のことではあるけど」「内容はいいよ。雪がなくなって折れた枝が出てくるという発見。言い方が雑ではあるけれど」「枝の断面にしたらいいかも」

太陽が吸ひ込んでゆく風船を/五十嵐箏曲

「同じ視点だ(笑)」

黒点を肉眼で数える特技かな/よかちょろ屋こうたろう

(笑)「これは面白いね」「マサイ族(笑)」「目が焼けるよ」

太陽の勇者が雪で遅刻せり/翼

「びびっと来たあ!」

春の日に照らし出された別れの影/小佐治

「急にシャンソン句みたいな(笑)」

その日は手だけ握りました/風の日の扉

(笑)

目薬をちょいと借りたる春日和/桃猫

「あんまり…」

太陽忌で揉める太郎と慎太郎/きもと

(笑)「いいね」「太陽忌にしようって言いだして(笑)」

太陽も年を取つたら朧月/翼

「子どもに教えたい俳句」

蒲公英が這いつくばって陽を浴びる/小佐治

「踏まれた感じかな。岡本真夜だな。♪アスファルトに咲く花のように」

春日差す腕立て伏せの角度かな/龍

「無理矢理写生にした感じ(笑)」

春の日やレジャーシートをチャリに干し/喜奈子

「チャリに干しが、ちょっと、かな」

太陽族の大きなからだ木の芽和へ/遊鬼

(笑)「太陽族知らないで言葉のイメージで作ってるくだらなさ(笑)これいいんじゃない?」

さつちやんはSOGAの太陽ぴつかぴか/翼

(笑)「はい!さっちゃんです。結構悩んだんだ、二時間くらい」(笑)

朝日差しまさかまさかの未成年/あわ

「オチだねえ。えっ18歳って言ってたじゃん!逮捕されちゃうよっていう」

冬日向「お胸診察いたします 」/風の日の扉

(笑)

太陽を直で見ちやつて春の闇/たろりずむ

(笑)「素直すぎるだろ」

太陽が燃やすみんなの皸を/小川まこと

(笑)「どんな貧困の村(笑)昔の佐渡金山。素手で掘ってる(笑)」

やはらかき影を落として春日傘/遊鬼

「上手すぎるかなあ」

太陽の燦々とある建国日/遊鬼

(笑)「これいいですね」「産経新聞に載ってそう」「逆に嫌味」(笑)

角栄といふ太陽は超えず慎太郎/菊池仙葉

「言ってることは分かるんだけど(笑)」

コロナつてマジで太陽皆うつる/翼

「マジで太陽?あ、太陽のコロナにかけてるのか」「ギャルっぽく(笑)」

豆を煮て『太陽にほえろ!』再放送/響子

「あーこれは抜け感がいいね」「午後4時くらいに小豆とかを似てる」「多分六回くらい観てるね」「暇な感じがいい」

薄氷をいま太陽が出るところ/翼

「うーん」「もっと割れた感じを出したい。ぱきんと」

家系を卒業の後太陽系/遊鬼

(笑)「太陽系ラーメンがあるのかな」「ラーメン屋辞めてジャクサに行くのかな」

虫眼鏡で蟻を焼く/たろりずむ

(爆笑)「やるよね」

お雛さま陽に当ててからしまひけり/桃猫

「虫干しかな」「しみになりそう」

お日さまの後ろの正面涅槃西風(ねはんにし)/みずな

(笑)「涅槃の頃の西風でしたかね」「4月8日が入滅だから」「かごめかごめ」「後ろの正面、涅槃~♪」

雀斑を太陽の欠片と唱う歌/小佐治

「またキャンディ・キャンディじゃないか」(笑)

棚棚棚無言で迫って来て残陽/光音座

「ざんようって読むんですね。夕陽のことだそうです」「…わかんないなあ」「飛行機の開けるやつなのかな」「アマゾンの仕分けだそうです」

巨人の影に舐められている日永かな/こはく

「野球の巨人ですか?」「縦棒がなければ大きい人の方」「影が舐める、日が伸びている」

日蝕や渋谷スクランブル交差点の舞踏/こはく

「外人は、スクランブル交差点でぶつからない日本人を凄いと思うって」

太陽はそれでも見てる歌舞伎町/小佐治

「てんそかいかいにして…」「爺臭いなあ」(笑)

水仙の白が透けてる日向かな/小川まこと

「日向がつまんないかな」

太陽族の落書のある冬館/企鵝(きが)

「これいいですね」「古すぎだよ(笑)」「七十年くらい残ってる廃墟なのかな」「残った落書きから推測するの難しいよ」「オレ達太陽族、って書いてあったのかも」「それは、ひょうきん族だろ(笑)」

日の丸をアベノマスクに描いて売る/たろりずむ

(爆笑)「嫌味が詰まって面白い」「処分した方が安上がりだって話が出てるからメルカリに出してネトウヨに買わせる」(笑)「安部信者が買うよ(笑)」「安部信者に作らせる(笑)」「日の丸アベノマスク千円!(笑)」

陽光に伏し目がちなるラガーマン/企鵝(きが)

「もっと静かな人がいいよ、釣り人とか」「短距離選手…走者とかがいいよ」「棒高跳びとかさ、飛ぶんだけど伏し目がち」

太陽や気が変になる季節です/五十嵐箏曲

(笑)「いいね」「ただの馬鹿(笑)」

集落のソーラーパネルの雪崩れおり/よかちょろ屋こうたろう

「あ、いいんじゃない?社会問題」

春日傘で突き刺されてる小学生/遊鬼

(爆笑)「春日傘がいい」「育児ノイローゼのおばさん。春日傘が効いている」

太陽を取り戻すため蒲公英に/翼

「格調高いから格調高い字で」

日輪を身に宿したる蕗の薹/翼

捜さないでと太陽の塔の絵葉書で/響子

「大阪万博のね」

男根は太陽を向いて育つ/菊池仙葉

(笑)

春の日や少女の汗に意識飛ぶ/あわ

(笑)「気持ち悪いな(笑)なんだこの句(笑)」

熟女モノ借りたい日なんだなあ/風の日の扉

(笑)「そんな日もある。蔦屋の店員目線」

春の陽(ひ)を三国人と浴びてをり/桃猫

「ちょっと面白い」

ひなたでは仔猫も小さき影を持つ/遊鬼

「あー悪くないけど言い過ぎかな。小春日の方がいいかな」

なあんだ、波田陽区かと思った/風の日の扉

(笑)「残念!」

太陽の塔が見ている揚雲雀(あげひばり)/桃猫

「ちょっと合わないかな」

太陽が燃え尽きる日も大試験/遊鬼

「百浪くらいしてるよ」

体毛戦隊サンバルカン/翼

「はい、すみません(笑)」

太陽の塔の股間で待ち合はせ/たろりずむ

(笑)「これ面白い」「三角コーン」

たましひは毛穴から出る日向ぼこ/五十嵐箏曲

「死んじゃいそう」

年下に顎で使われ日が沈む/あわ

(笑)「オチまで言っちゃってるかな」

太陽で燃えて仕舞つた春ショール/遊鬼

「フランスのせこい映画のキャッチコピー」

太陽黒点増やしてをりぬ揚雲雀/こはく

「これ黒点だけでいい。太陽って分かるから」

部屋選ぶ日差しと春で良い感じ/五十嵐箏曲

「あー不動産と内見しているときに、日差しでいい部屋に見えちゃった」「冬はドアがない」(笑)「屍不動産」

太陽の名を背負ひたる受験生/企鵝(きが)

「韓国とかそんな感じなんだろうな」「名を背負うは言い過ぎなんじゃないかな」「日能研じゃなくて」

よく滑るゲロ踏みにけり日の出前/あわ

(笑)「よく滑るが面白い」「粘液が混ざってる」「日の出前がちょっと雑だけど」「ストの前よく滑るゲロ踏みにけり」(笑)

太陽光発電詐欺と新社員/遊鬼

(笑)「ピカピカ詐欺」「騙す側なんでしょうね」

以上で終了です!最後までお読みいただきありがとうございました!!

おまけ

ついに砂の城にお墨付きが…!?

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