屍句会報2022年1月28日(金)

正解は「雪崩」

反省してますさん、正解。

今宵は占い師達が句会に参戦。

一回戦「占いの句」

地獄行き金次第では天国へ/太郎

「占いじゃないんじゃ(笑)」

銀座まで騙されに行く三が日/翼

「あーなるほど。面白いですね」「予想屋と一緒、ちょっと背中を押してくれるんだよね」

生き延びて元気な赤ちゃん産みますね/小松随三

(爆笑)「誰の運命だよ」

同じ時刻に会ふおじさん/風の日の扉

「運命の人ですよ(笑)」

冬の蝶血液型が違ひけり/桃猫

「親がO型同士なのに子供が合わないとか」「蝶々の血液かもしれない」「キャバ嬢と一晩やったとか」

マジックで手相書き足し肌荒れぬ/たろりずむ

「荒れちゃったんだな」「爪で運命線とか」「カッターで切り開くとか」(笑)「運命線を切り開く(笑)」

春隣ドMですねと当てられて/桃猫

「ま、だいたいマイメロ持ってるんだよ」

ちんちんが応答しない/風の日の扉

(笑)「なんだこれ」「占い?(笑)」

失禁に北方領土の染みありて/よかちょろ屋こうたろう

「あー(笑)」「樺太とかなの?(笑)」「択捉とか…(笑)」

葉牡丹や好き嫌い好き嫌い好き/喜奈子

「池田澄子に似た句があったなあ。なんだっけ」「…ショック(笑)」

鎌鼬に生命線をぶち切らる/こはく

(笑)「ひでーやつだな」

「獅子座 1位」が毎日毎日来て春愁/光音座

「毎日二回言ってるから大事なことなのかな」「春愁連日獅子座第一位」「あー」「その気持ち分かります。ディレクターが獅子座のキャバ嬢狙ってるな」

熱が出て味しなければコロナです/たろりずむ

(笑)「占いじゃないよ(笑)」「そんなこと言えねーよ(笑)」

神宮にスピリチュアルな色の犬/よかちょろ屋こうたろう

「カラーひよこみたいな感じで」「全身宝石のばばあみたいな」

当たって砕けないこともある/風の日の扉

(笑)「特攻隊(笑)」

守護霊が前川清の元嫁さん/こゆき

(笑)「前川清生きてたっけ?」

陰陽師印を結びて雪下ろし/遊鬼

「十字を切るみたいな感じ?」

ブランコで凍死している作家志望/小松随三

(笑)「五十嵐じゃん」「占い要素ないじゃん(笑)」

嚏する度に驚く背後霊/翼

「ちょっと無理があるかな」「えー分かるじゃん」

オーラ見て有馬記念で馬選び/太郎

「パドックのオーラで選ぶ有馬記念」「占いで勝つ馬を教えてくださいって多いらしい」「これ実話」「ルメールに俺の呪いが効いてる(笑)」

太郎は星に次郎は側溝になるでせう/光音座

「これ面白い」「次郎を眠らし雪降りつむ のパロディ。いいね」

守護霊と会話をすると当たらない/太郎

「そうなの?」

枯野原占える花見つからない/響子

「広島の後なのかな」「枯野原だと答えになっちゃうから、別の季語でいいと思うよ」

右足で玄関を出る春隣/喜奈子

「これはいいなあ。わざわざ左右を意識したんだ」「新入社員の感じ。げんをかつぐ」「季節感ばっちりで、いい」

大焚火の向こうに日本の将来/遊鬼

「桜島」

ウクライナ露助の娼婦に成り下がり/小松随三

(爆笑)「占いじゃないよ(笑)」「事実(笑)」「東スポでもこんなこと書かないよ」「ここの句会でしか出せない」「ただの罵詈雑言(笑)」

冬林檎紅茶占いの声色/喜奈子

「どこで切るのかちょっとわかんない、冬、林檎、紅茶…冬林檎」「そんなに悩まないでください(笑)」

電信柱を数へて帰る/風の日の扉

「家に帰りたくない子」「電信柱を数えるのはたしかに占い」「自分なりのジンクス」

鯛焼きの皮ばかりなる夜勤明け/遊鬼

「これどこが占いなの?」(笑)「皮が美味いんだよね」

悴んでトランプうまく切れなくて/響子

「悴む、が当たり前だなあ」

えっ、大便の色ですか?/風の日の扉

(爆笑)「緑色です」「可愛い女の子が来たら必ず聞く」「スカトロ占い」「おっぱい占いってあったなあ」

春埃生命線の伸びてをり/翼

「角度変え、がいいなあ、今、思いついた」「あ、いいですね」

寒卵人を十二種類に分ける/小佐治

「あ、面白い」「ホモ・レズ・バカ…」「違いますよ」「卵が馬鹿らしくていいなあ。生まれてくる感じ」「ミスリードを呼ぶ」

獺祭や明日の天気を占ひて/桃猫

「もともと、そういうものだからね」

虚子は一言も言つてない/風の日の扉

「花鳥諷詠」

ちいかわ占いを一斉に観るキャバ嬢/よかちょろ屋こうたろう

「あー」(笑)「いいねえ」「みんなでお茶引いてるとき」「相変わらず嫌味だなあ」

手の甲まで生命線が続いてる/小佐治

(笑)「そんなに続かないよなあ」「毛深いのかな」

矢鱈と触つてくる/風の日の扉

(爆笑)「こゆきんとこじゃないか(笑)」

寒鴉ばかり夜毎の夢枕/こはく

「烏は吉兆だという説もある」「夜明けを告げる」

大寒やタロットカードで指を切る/翼

「60点だなあ。ま、見本として…(笑)」

沢水困(たくすいこん)お前終わりよさようなら/太郎

「占いの言葉なの?」「筮竹でいうところの最悪です」「へー」「もう死ぬよ、っていう言葉」

寒中水泳死亡者数で恋占い/遊鬼

(爆笑)「今日は4人死んだから、やったー♪」(笑)「これはすごい」「浣腸水泳(笑)」

AmazonのAI反乱土方死す/小松随三

「どかた、でいいのかな」「かっこ、肉体労働従事者(笑)」「ベトナム人多い」

冬館燃やしてわかる稲の出来/遊鬼

「まー言ってることは分かる」「稲の方を季語にした方がいい」

冬銀河星に溢れて星占い/響子

「大三角とかかな」「どの星を選ぼうか、みたいにしたらいい」

占い師タロットカードで積込みす/こゆき

「積み込みは麻雀の用語で、事前に順番を操作するんですよね、それをタロットカードでもしてる」「おっさん来たら死神にしちゃお(笑)」

おっぱい占ひオプションがたんとある/翼

(笑)「たんと、が嫌ですねえ。最低ですねえ」

※余談だが「バスト占いのうた」というネタFLASH(動画ですら無い!)が2001〜2002年頃にインターネットで大流行した。元は月刊雑誌「TECH Win」の付録CDのコンテンツで、作詞作曲歌:宮崎吐夢。2001年7月号のものらしい。同世代のネタにはペリーの「カイコクシテクダサーイ」など。
http://retro.oteage.net/Mayuge/saruhage.htm

ラッキーカラー黄色か焼き芋を買ふ/遊鬼

「これ、可愛くていいね」

占い師自分のことはわからない/太郎

「便所に貼ってありそう(笑)白木屋とか」

開運の兆し氷柱が伸びてくる/翼

「開運まで言っちゃうか」「上に伸びるんだ」「鍾乳洞ですか?「樹氷だった」

水晶に浮かぶおでんの竹輪かな/遊鬼

(笑)「ハタボーの占い、可愛いねえ」「はんぺんと大根と竹輪」「○は卵じゃない?」「水晶に浮かんで面白い物といったらこれだよね。いいねえ」「棒もあるしナチュラルテンガ」

占ひで決める旅先百合鴎/響子

「これも鴎にしない方がいい」「酒でも飲んだら?おでん酒」

葛湯吹く模様に死に様が見ゆ/遊鬼

「激しぶだね」「渋いねえ」

好き嫌い 雪に散らせる 菊の花/小指つめ子

「ホモっぽいけど菊の蕊なのかな」「自殺、他殺かなにしたら?」「名前がちんぽこ太郎か分からなくなる」(笑)

やべえラッキーカラーの服がない/風の日の扉
「切実だね」「面白いですね」

嫌な顔どうしてもされるうお座B型/小佐治

「うお座のB型ってナルシストが多い」「うお座って自分大好きだから」「へー」「山口県生まれのO型が嫌われるんだよ」

250年来の運気だそうだ/風の日の扉

(笑)

余命五分チー牛掻き込む春怒涛/小松随三

「チーズ牛丼かな」「ぶさいくなオタクを指す隠語でもある」「情報量が多い(笑)」「余命五分はなくてもいい」

蜜柑の筋取り阿弥陀籤めくよ/翼

「漢字が節になってます(笑)」

ストーブに手をついても大丈夫な日/遊鬼

(笑)「子どもの虐待だよ」「野口英世になれるよ(笑)」

水晶に胸の谷間の映りをり/翼

「ぽいじゃん」(笑)

好き嫌いやっぱり嫌い梅ふふむ/桃猫

「梅の蕾が膨らむこと」「なんかエロい」

北窓を閉じ寝た方が良いでしょう/喜奈子

(笑)「診察だよ」「往診だ」(笑)

着膨れて腕の上がらぬ占ひ師/響子

「ハイルヒットラー!って」「細木数子!」「寂聴さん!」(笑)

石炭の燃え方でわかる性生活/遊鬼

「分かんないよ!」(笑)「気持ち悪いよ(笑)」

占ふと言はれ炬燵で触られる/遊鬼

(笑)「よくやる」

塩加減御粥に指を突つ込んで/翼

「占いなのかな(笑)」「味見じゃん(笑)」「粥占い(笑)」

白鳥の飛び立つ姿に死が見える/遊鬼

「北斗の拳じゃん(笑)」「ユダ、お前もまた孤独。」

二回戦「儀式」

池袋駅ロッカーへ耳袋/喜奈子

「売人が隠したのかな」「パパ活で殺したり」「コインロッカーベイビーズ」「地方の子が東京で遊ぶ時に置くんですよ」「あー、そういう話か」

河川敷潰れるまでのインタビュー/小川まこと

「人が酔いつぶれてるのかな」「そうですね」

お母さん ポチの生首 どうするの?/小指つめ子

(笑)「鍋に入れるんだよ」「足は食べちゃって」「お年玉みたいな」(笑)

車椅子をパンダの前に置いてくる/翼

「介護に慣れてない人が上野動物園に行ってさ」「あー人が乗っているんだね」「パンダの前って、人気があるから早く進んでくださいって言われるんだよね」

冬眠の熊を起こして逃げてくる/遊鬼

(笑)「いいねえ」「またぎの成人式(笑)熊を怒らせて一人前」

地元では卒塔婆が竹槍なんです/よかちょろ屋こうたろう

(笑)「卒塔婆」「とうば、じゃないかな」

狸の頭骨を持つて来る僧/風の日の扉

「騙されてる」「除霊かな」

スカルファック尼さん、突如解脱/小松随三

(笑)「解脱をなんだと思っているんだ」「これひどいなあ(笑)」「昇天」

引っ越せと歌ひ布団を叩きけり/桃猫

(笑)「懐かしいですね」「けりの詠嘆」「ミセス・ノイズィみたいな映画になりました」

ガールズバー乳首を突つく寒雀/遊鬼

(笑)「寒雀は細い客、あんまり金を持ってないんだよ」

「ぐりとぐらとグル」/小松随三

(爆笑)「グル!」「尊師」「うまい」「いいじゃん」「随三は、IQが2上がって人間性を5%失った(笑)」

金玉が真っ黒な木の実に変わる術/菊池仙葉

「使いすぎだよ(笑)」

密林のバンジージャンプ成人す/こはく

「普通だな」「やってそうだよね」「密林か成人、どっちかを変えたらいい。ベースができたなら、そこからひねらないとね」「良いことを言った」「句会報におまんこ、わらい、しか書いてないと寂しい(笑)」「そんな句会ないよね」(笑)「句会報読み直すと、これはまずいなと思って」

寒灸ちんこと丹田に据ゑる/遊鬼

「こんなのばかり続けられると…(笑)」「お灸のことですね」

焼き鳥を百本食つて針供養/翼

(笑)「百本って食いきれない量だから面白いのかな」「十じゃつまんない」「食べ放題だと針の感じが出ない。自分の句は丁寧に解説します」(笑)

大原雑魚寝童貞好きの老夫婦/小川まこと

「おーはら、おーはら♪」「大原雑魚寝、冬の季語らしいですよ。男女を問わず雑魚寝する」「男娼なんですよ」

水温むうんこを顔に塗る土人/翼

(笑)「いい句だなあ。水牛のおしっこを浴びたり牛のうんこを顔につけて日焼け止めにするんだよ」

個性とはやや箱っぽく剥く蜜柑/喜奈子

「皮を必ず四分割するっていう意味かな。五分割でなく」「柿が四角くなろうとする、っていう句があったなあ」

大根が一本丸ごと入ります/遊鬼

(笑)「入るかな」「ゆっくりなら火箸でも大丈夫/とうま 凄いよね」

初デートでミッドサマー/小松随三

「ミッドサマーは映画のタイトルですね。宗教儀式。ヨーロッパのとある国の生活共同体に潜り込むんだけど参加者は儀式に洗脳されたり殺されたりしちゃう」

カウントダウン立春大吉札を貼る/龍

「今そんな人いないよ」「昔の人って福の重ねがけをする。ハッピーな感じがする」

全裸で銭湯に行く/風の日の扉

「そんなの当たり前…じゃないか。最後で騙される(笑)」「複雑(笑)正しくもないけど間違ってもない」「重層的に狂ってる」

うつくしくあかんべェするひとばしら/みずな

「これいいですね。子どもを橋の下に生贄にして崩れないように祈った」「犠牲を払ったんだね」

雪原にダイブして串刺/風の日の扉

(笑)「自分が串刺しに」

カラオケで般若心経雲の峰/小松随三

(笑)「季節はずれてるけど、合ってる」「これ夏にもう一回出せばいいね」

山笑ふ仲良くかぶる紙袋/桃猫

「山笑うがいいね」「こういうのはなかなか老人には分からない。僕は分かるよ」「世間の基準とずれてしまう(笑)」「今度僕が一千万円で天使の涎賞を作ります。賞金は角川の上の三十一万で」(笑)

送り人柚持て来たり湯棺の儀/響子

「これはそのままかな、素直すぎるよ。湯じゃなくて糞にするといい。蜘蛛とかでもいい」

寒風や靴を揃へて文(ふみ)置きて/喜奈子

(笑)「第六トーアだよ」「突発的にポーンと死ぬ感じ」「東尋坊は平家の落ち武者が最後の希望で舟を隠したんだよね。人が死ぬとこ行くと気持ちがいいね(笑)」

キリスト役がぽっちゃり/風の日の扉

(爆笑)「柱に吊れないよ」

爆竹を投げ込むさだまさしの家に/よかちょろ屋こうたろう

(笑)「精霊流し(笑)」「関白宣言(笑)」「九州はみんな派手なんだよ」

冬館村全員で乱交す/遊鬼

「冬館が駄目だなあ。田舎の人は田んぼじゃないと」(笑)

観艦式見送る赤きショールたち/響子

「万国旗を持って見送りしてる」「渋いね」「今井聖の悪影響だなあ(笑)戦争にかぶれすぎてる。駄目だ(笑)鉄道観たら満州って(笑)」

お布施するぞもっともっとするぞ二月尽/桃猫

「こうやって言ってたもんね」「お布施も勉強も一緒だもんね」「俳句作るぞ俳句作るぞ」(笑)

KKKと薔薇十字団にいた上司/光音座

(笑)「超エリートじゃん」「白人至上主義…でもアジア人、だったら面白い(笑)」「サークルKでいいよ」「最後エロ機長の方がいいな」「DMで…実話です、だって」(爆笑)

赤い液体白い液体冬館/桃猫

「血とザーメン」

菩提樹の下でパリピが乱行す/小松随三

「グッドグッド!(笑)」「♪ブッダブッダ~♪だったら面白いなあ」

火を咥え火を渡りたる裸足かな/桃猫

「やりすぎ(笑)」

仲間だと思わせるため根性焼き/小佐治

「底辺の連帯感(笑)」

河豚食ひて帰つて来たる長州人/遊鬼

「いいね。蝦夷の人は死んだんだよ」「そうなんですか」「…嘘だよ。昔は一か八かで食べてたからな」

足首の細い家系や冬薔薇/たろりずむ

「いいね。冬薔薇が合ってる」「家系がいい。おばあちゃんも細かったのよ、って」

一族の女うつくしお食い初め/こはく

「おせち」「叶姉妹みたいな」「叶姉妹は親族ではありません」「じゃあマリオブラザーズで」(笑)

大焚火尊師のおさがりのメロン/桃猫

(笑)「焚火が全く意味がない。これ頭がおかしいよ(笑)天才かもしれない」

散らかった 通夜振舞いと みぞれ雪/小指つめ子

「ブルマに聞こえた(笑)」「お寿司とか」「なんか硬いかな。通夜の客どやどやと来てみぞれ雪 にすると横柄に入った感じが出る、汚して帰った感じがするでしょ。そこはぐっと抑えてほしい」

畳替え六枚持つて一人前/遊鬼

「同時に六枚重ねて運んだら一人前なのかな」「トビは鉄管を三本持って一人前で、五十嵐は一本しか持たなくてヘルメット割れるくらいぶん殴られた(笑)」

ワンカップ破裂するまで焚火せり/翼

「ちょっと大袈裟かな」「どうせ僕ですよ(笑)」

ウエディングケーキをあーんとしたあの日/響子

(笑)「これ由美子は隠れてるね」「はい」「あ、違った!(笑)これ前書き由美子にしてよ」

冬休み全員同じ奴とやる/遊鬼

「ちょっと無理があるよ」「ひどいね」「男子半分兄弟に、くらいで」「芋洗い」

義父の手のパンと聖水雪催(ゆきもよひ)/こはく

「いいねえ。欧米人のアホな感覚。義父は神なんだよ。信者が詠んでもアンチが詠んでもいい。勇気こそ地の塩なれや梅真白/草田男 草田男なら大絶賛するんじゃないかな。宗教的なテーマの句は日本ではないんですよ。他宗教だから。でもこうやってきちんと作れば色んな見方ができる。今井聖は、どう読み取るかな。自分のテーマを決めることは議論を呼ぶけど句として幸せ。以上です」

冬港割礼といふ手術痕/響子

「これは駄目です(笑)今の句の二億分の一です。遊鬼だろ」「…私です」「駄目だよ!(笑)割礼はもっと真剣に詠むんだよ!(笑)割礼の痕のある冬港 くらいに。…気持ち良く酔っぱらってきたなあ(笑)いつか朝まで生翼しよう(笑)」

笑顔で踊つてゐるブスだ/風の日の扉

(笑)「田舎のフォークダンスで手を繋ぎたくなくてあだ名が肥溜めで…」「ひどいです(笑)」

熱燗をアナルに入れる入店式/遊鬼

(笑)「この人死ねばいいと思うよ」(爆笑)「ちゃんと逃げてる(笑)」

ハングルで挨拶してみる日本海/翼

「北朝鮮句好きなんだよ。ミサイルの句も好きなんだよ」

地主の家に向かって敬礼/よかちょろ屋こうたろう

「田舎の光景」

じゅんばんにお狐さまへお嫁入り/みずな

「これ洒落てるね」「きつねの嫁入りを逆にしている、こういうのはいい」

聖教新聞にくるまって寝るコロナ予防/よかちょろ屋こうたろう

(笑)「予防なのかなあ。信心の力で治るのかな」「人間革命を枕にして眠る」「マスクを三色旗にするとか(笑)」

急に吐くチワワ/風の日の扉

(笑)「アイフルの犬だ」「相武紗季(笑)」

中出しをしちゃった後にえんがちょ/龍

(笑)「フェラチオで出した後にちゅーするとぶん殴りたいよ(笑)」「やなものを共有したい」

短冊を破る由美子/風の日の扉

(爆笑)「また五七五じゃない人がいます(笑)作者は名乗らない(笑)」

獺祭のみづのほとりに癪払ふ/みずな

「癪払うって言葉が見当たらないなあ」「イライラするのをおさめたっていう意味かなあ」「咳はらうじゃなくて咳の虫がいる、っていう意味なのかな。昔はなんでも虫がいると考えたから。相当渋いね」

牡蠣船で北朝鮮まで漕ぎ出せり/遊鬼

「瀬戸内海と繋がってないよ(笑)」「海外の牡蠣はもっと安いんだよ。美味しくて、みんなもっと真面目に食べてほしい」

セーターの背中にあゆのエンブレム/遊鬼

(笑)「鮎じゃなくて浜崎あゆみ」

冬館土曜粛清火曜句会/光音座

「館じゃなくてぶな林がいい」

ケチャチャッチャチャ チャチャチャチャッチャチャチャ ケチャチャッチャチャ/小指つめ子

「ケチャチャッチャチャケチャチャッチャチャ…アボリジニですよ」「バリ島ですよ(笑)」「同じなんだよ(笑)」「儀式でトランスに入るんだよ」「ケチャを俳句にしたのは凄い、歴史に残る俳句かもしれない」

練炭を燃やす車内で生き延びる/遊鬼

「そのまんま」「生き延びちゃ駄目だよ」「遊鬼さん」「こんなひどい句ないよ(笑)」

一升の寒餅を呑む神となる/遊鬼

「早食い」「伸ばしながら飲み込むやつですよね」

お局が歳暮の菓子を分配す/たろりずむ

「まんまですね。分配ではまだ弱い」「徴収」「着火する(笑)」

肛門に線香挿してケツドラム/小松随三

「無視しよう(笑)」

梅取ればどでかまんこが現れる/菊池仙葉

(笑)「全然わかんない(笑)」

受け入れてゐる尻張を喜んで/たろりずむ

「これ面白いね」「男産め―ってお尻叩くの」

ピアス開け運命変える気の二月/小佐治

「二月にリアリティが足りない」

理事長が許しを乞ふており枯野/光音座

「いいね。昔の総括。安田講堂の学費を下げろーって」「文化革命」

沖縄に雪を持つてく途中かな/翼

「親戚とかに見せるために北海道から持ってったのかな」

淀川を下る襖に縛られて/たろりずむ

(爆笑)「山口組」「襖に巻かれて死ぬ」

アフロヘア成人の日の晴れ舞台/小佐治

「ダサいよ(笑)」「からあげ君命中に勝てない」

熱湯に子供を浸す七五三/翼

「さっちゃんです」「駄目です(笑)」

シベリアの海に突き落とす新成人/遊鬼

(笑)「どこの部族」「真面目さが面白い」

雪食えばフローラルちんこいい香り/菊池仙葉

(笑)「コカインだよ」

ゲロ五回吐くまで続く新年会/遊鬼

「言ってることは分かるけど五回だとつまんない」「吐いても続く新年会、がいい」「ゲロ五回食っても続く新年会(笑)」

蕨在住元は喜び組でした/翼

「脱北したのかな」

中一で手袋万引きさせられて/遊鬼

「小学生で全自動リール万引きしたけど使い方分からなくて返したやつがいたなあ(笑)」

公魚にちんぽ突つ込む勇者待つ/翼

「ワカサギの穴。氷だね」「狐はしっぽで釣るんだよ。しっぽとちんぽを間違えた可愛い句だよ(笑)」

竹槍でたけのこ飯を炊く/よかちょろ屋こうたろう

「全くわかんないよ(笑)」「小野田さん」

空にあるものを呪ひてどんど焼き/翼

「毎日焚火すると宇宙や中国からの監視を逃れられるんだ」

新じゃがに教祖の脳波を通電す/よかちょろ屋こうたろう

「信者が かと思ったよ」「ニューポテトです」「そんな実験あったよね」「レモン電池とか」

丑の刻凍えるほど殺したい/響子

「♪補聴器だけど聞こえてます」(爆笑)「老人をバカにしてる(笑)」

とにかくブルマはやめとこうよ、由美子/風の日の扉

(笑)「ブルマがなくなったら小佐治が生きる意味がない」

乱交パーティー真中の雪兎/翼

「せっかくのいい句がちゃんと読まないから。文盲の句会(笑)」

以上で終了です!最後までお読みいただきありがとうございました!!

毎週オープンするする言ってすみませんが、いよいよバーカウンターの納入予定。

次回、立春大吉句会!

ペンキ塗りたてに突っ込む鬼は外

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